グリーンブックとは、
黒人の利用可能な施設が掲載された旅行ガイドブック。
(1936年~1966年刊行) 裏を返せば、
黒人が利用できるのは掲載されているそこだけですよ
ということになる。
黒人ピアニストのドクター・シャーリーと
白人の雇われ運転手(兼用心棒)・トニーの
ツアー旅行記。
差別はいけないことだと
声高に唱えられるより 淡々と
日常(現実)を映し出される方が こたえた。
物語の進行と共に ふたりに芽生える友情が
人種差別を超えて・・・気持ちが晴れていく。
同じ 人間。
今なお 根深く残るものがあるけれど、
多様性 に希望を託し、
今後 ますますひろがっていくことを願う。
※ アメリカで人種・肌の色・宗教・性・国籍による
一切の差別を禁じた公民権法は1964年施行・・・
意識改革の難しさを思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます