2つ前の話(第1016話・夏越の祓)に戻るが、
いただいた京会席にて
我が家全員が大絶賛した 栄えある(美味しい) ランキング第1位は・・・
お吸い物!
大量のかつお と 上質な昆布 の 深き味わい。
お魚と青菜と梅干も この味に一役買っているであろう。
この一滴のために どれだけの食材が投入されたか計り知れないが、
そんな凝縮を微塵にも出さない 透明度。
これを究極というべきか、至高というべきか(笑)
最初の一口、あまりの美味しさに目を見開き、
名残惜しくも いただくことを止めることもできず、
どんどんなくなっていくお吸い物、
憂いながらいただく最後の一口。 和食万歳!
余分なものは削ぎ落とし、上澄みだけをすくいあげる。
味噌汁が短歌だとすると、お吸い物は俳句である(笑)
またここに来たくなる・・・餌付けされた瞬間。
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