第476話 虹色模様

2012年09月14日 06時13分50秒 | 子育て・「おママごと」
将来何になりたいかを考える時、子供の頃、好きだったことがヒントになるという。

折り紙や歌や踊り・・・子供の遊びは色々あるけれど、息子が選んだのは、塗り絵。
はみださないよう細心の注意を払いながら、虹色に塗っていく。
最初はエルマーのような大きめの四角で構成された虹色であったが、
最近は寄木細工のように細かな長方形をいくつもいくつも重ねて虹色に仕上げていく。
これが実に見事なのだ(親バカ)

お絵描きも上手で(親バカ)、
リレーの絵を描いた折は、横から見た構図でトラックを走る園児を描き、
「横顔を描いた絵を初めて見ましたぁ。年少さんで、横顔、描けないですよ」
と褒められ、
じゃがいも堀りの様子を描いた折は、手には大きなじゃがいも、遠くに小さなバスを描き、
「この歳で遠近法を理解して、K君、すごいね」と褒められた。

息子はよく気がつく優しい子(親バカ)
(よく気がつくということは、傷つくことも多いかもしれない)
積極的なタイプというより穏やかな照れ屋さん。
コツコツと虹色に仕上げていく背中を見ながら、
息子は営業職というよりは研究職の方が向いているかも? などと勝手な想像。

息子が大きくなった時、何が好きだったのか忘れてしまわぬよう傑作品を宝箱に保存する。
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