第1008話 AO入試

2015年06月26日 06時21分43秒 | Weblog

ついに ここまで来たか・・・

何気なく目にした 某専門学校のAO入試制度。

その専門学校で実施する進学説明会に親同伴にて参加し、

進学の意思が確認されれば合格、らしい。

第934話で「同伴出勤」と題し、

親同伴の入社式等について語ったが、

とうとう入試も親と共に参加する時代になった模様。

 

某 大学や短期大学のAO入試は?

オープンキャンパスに参加し、報告書を提出すれば合格、らしい。

前述の専門学校と似たりよったり。

要は、子供が勝手に行きたい学校を選んできた時、

親が賛成しなければ、入学手続金が払えない。

それなら、最初から 親の同意を得ようとしたのが、

親同伴の説明会制度 というわけなのだろう。

 

全入時代と言われて久しいが、私が受験生であったころ、

まだ試験は、選抜するためのものであった。

楽に入学した場合、

楽しくなければ、見切りも早く さっと退学してしまうだろう。

楽に入学した場合、

数年後、就職活動(社会)の厳しさに落ち込むことになるだろう。


もちろん 学力だけでは はかれないものがあり、

学校側も 何をどうはかろうか 模索しているのであろうことはわかる。

入学してから 徹底的に鍛えます的システムなのかもしれない。

が、もしも私が企業採用担当者であったら

入試で、大学生活内で、やっぱり もまれてきた人を採用したいような気がする。

国立大と難関私大、その他あまりある高等教育機関との

二極化を色濃く感じたAO入試制度。


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