戻っちゃった？

また日曜にもかかわらず昨日出ていなかったらしく、コーチが下乗りしてくれました。
常歩して、軽速歩して・・・
まだこの後駈足と障害も跳んでくれるだろうからとのんびり座っていると、私の方に歩いてやってきました。

？？？

「重いです！すごく重い。」とコーチ。
昨日出てないのに重いって？？？
やる気ないってことか？

「乗りましょうか。」と、降りようとするので、
「ちょっと！軽くしてよ！
重いんでしょ？？？」と言うと、
「いや～～、作戦ですよ。」と訳のわからないことを言います。
単に張ってなかったから下乗り不要と思ったくせに～。
も～～！なまけものなんだから～～！
下乗りって張ってるのをほぐすためだけじゃないでしょ～。

乗り変わって歩き出すと・・・あれ？重いか？？？むしろ軽いのでは・・？？
３周ぐらい歩いて軽速歩を始める。
「軽そうですね～。」
「すごく軽いよ～。」
「自分嫌われてるんでしょうかね～。」（笑）
なんだよ～、やっぱりちゃんと下乗りして欲しかったよ～。
でもやってきた女性スタッフがコーチに「カラフル調子どう？」と聞いているのが聞こえました。
なんだろう？なんかあったのかな？

すぐわかりました。
駈足がぼろぼろ・・・
すごく出にくくて苦労しました。
一度走り出しちゃうといつものカラフルなのに・・・

そして障害も・・・
低いのに止まってしまうのです。
どうして？？？
以前のへたれの頃のカラフルに戻っちゃった。
どうしよう・・・

コーチが乗り変わってくれました。
やっぱり駈足が出にくいです。
それに障害も止まります。
最初のうちは鞭を断っていたコーチもついに持つことに。
障害に向かって行きながら片手で鞭を後ろの方で大きく振って見せて脅して跳ばせます。
それをやると跳ぶけれど、やらないと止まる。
次は障害の前で止まりかけたとたん強く尻鞭を入れました。
無理やり跳ぶ。
あれじゃあ私が乗り変わったら跳ばないんじゃないかなあ・・・と心配に・・・

でも、このまま終わるのはもちろん嫌なので乗り代わり、向かっていくとやっぱり止まる。
もう一度、また止まる・・・
どうしよう・・・だんだん止まるんじゃないかと不安になって来て怖くなってくる。
これでは以前の二の舞です。
カラフルが止まるので信用できなくなって怖くなってくると、それがカラフルに伝わって更に止まるようになる悪循環。
とにかく跳ばないと話になりません。

何があっても跳ぼう！
とは思うものの、私には跳ぶ直前に、鞭を振り上げたり尻鞭入れたりする勇気はいまいちありません。
それができればかっこいいですけど～～。
無理無理～～。

なのでできることといったら、がんがん出して向かっていくこと、直前に押しまくること、掛け声をかけることぐらいです。
跳ぶ直前に掛け声をかけると言うのは一見、馬に対してかけているように見えますが私の場合自分に対してかけています。
ジェットコースターで急降下する時に大きな声で悲鳴をあげると気持ちが楽になるのと同じで（え？そんなことない？私だけ？）、跳ぶのが怖いとか止まられるんじゃないかと不安になったりしているときに跳ぶ直前に「はい！！」と声をかけると自分で自分を押せると言うか、気持ちが楽になるのです（へたれか・・・？）。

で、その３つをやると跳びました～～。
続けて何度もどんどん走ってきて向かうといつものように跳ぶ子に戻ってくれました。
よかった～～。カラフル、大好き～～
以前のへたれ（人馬ともに）に戻ってしまわなくてよかった～～。

汗びっしょりになったカラフル王子をきれいに丸洗いしてあげました。