スティール・ボール・ラン

２年ぐらい前から気になってたんですが、買うまで行かず手を出してませんでした。
でもとうとう買っちゃいました。

スティール・ボール・ランという漫画、馬乗りならご存知の方多いかも・・・

サンディエゴをスタートし、ニューヨークがゴールの総距離約６０００キロに及ぶ乗馬による北米大陸横断レース、スティール・ボール・ラン。
優勝賞金５千万ドル（約６０億円）を目当てに世界各国から３６００人のライダーが集まった。
しかし実はレースの黒幕であるアメリカ合衆国大統領による陰謀が・・・

と言うストーリーです。

まあ、漫画なんで、主なライダー達は尋常な人たちでは有りません（笑）。
どっちかと言うととんでもない能力の持ち主ばっかり（爆）。
なので純粋に馬のレースじゃありませんが、絵がとても上手なので馬たちも美しいし、いくつか途中に定められた中間ポイント（そこでの順位でも賞金やポイントがもらえる）でのデッドヒートは手に汗握ります。
馬好きはもちろんそうでなくても楽しめますが、あまりに尋常じゃない世界でもあるので好き嫌いはあるかも・・・
馬のレースなのに一人馬に乗らずに走って常に上位に居る奴までいるし（笑）。
ワンピースのルフィのように、変な超能力を見につけた奴がいっぱい出てくるので途中何の戦いなのかわかんなくもなりますし（笑）。

私はと言うと、とんでもなくはまりました～（笑）。
１５巻まで出ていていて、まだ７巻までしか読んでませんがどんどん次が読みたくなります。
今日続き買ってこなきゃ（笑）。

主役の二人、ジャイロとジョニイがかっこいいんですよ～。
むちゃくちゃイケメンです（笑）。
彼らはしょっちゅう襲われてそのたびにかなり深手の大怪我を負いますが、あっというまに治ってるんですよね～（笑）。
イケメンなので顔が切られたりすると、「きゃ～、もったいない～！」と思ったりするんですが、次の回ではさらっときれいな顔に戻ってたりします（爆）。
彼らの馬も、そんな乗りかたしてたらもうとっくにつぶれてるだろ・・・と思いますが元気いっぱいです。
特にジョニイの愛馬は初老のアパルーサと言う設定ですが、どこが初老なのか、とんでもなくパワフルです。
まあ、突っ込み所は満載ですが、とてもおもしろいのでぜひ読んでくださ～い。

それにしてもこの作家さん、何年も見てない間にとっても絵が美しくなっててびっくりです。
昔の「ビーティ」とか「バオー来訪者」とかの頃はデビューしたてだったので下手なのはしかたないですが、一作目の「ジョジョの奇妙な冒険」は妙にジョジョがケンシロウ（北斗の拳）に似ててかなり嫌いな作家さんでした。
なので以後読んでなかったんですが、今回のスティール・ボール・ランは７代目の「ジョジョ」だそうで、絵も本当に美しくなっています。
おすすめ！