馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

エジプト 憧れのナイル紀行 3日目ー1

2009年05月16日 01時45分03秒 | 旅行
夜中の1時40分に起きて顔を洗い、荷造りをしました。
夜中ですよ~
インターコンチはこれでチェックアウトです。
3時15分のはずのバゲージダウンが3時にやってきてあわてました(汗)。
手に持っていく荷物を用意していて気づいたのですが、王子のサングラスがない!!!
この旅行のために新調したサングラス、たった一日でなくしたみたいです(涙)。
も~~~!
なくさないように首からビーズのチェーンをつけてあげていたのに、それごと首からどこかではずしちゃったのでしょう。

さて、本当は朝早く出発するので朝食はボックスブレックファストの予定だったのですが、以前もこのホテルで頼んだところ、ある人のお弁当にはみかんが3個だけだったり、またある人のお弁当にはパンがぎゅうぎゅうに入っているだけだったり、もうめちゃくちゃだったそうで、お弁当を依頼するのは信用できないとか・・・
で、昨日添乗員さんがホテルと交渉し、なんと朝食ビュッフェのレストランを3時から特別にオープンしてもらうことになったのでした!
そんなのあり???ってか、夜中の3時に朝食ビュッフェ???

そんな時間にオープンじゃ、それこそ何もお料理はそろっていないんじゃないかとあきらめ半分にレストランに行くと、しっかり先日の朝と同じメニューが並んでいました。
オムレツを焼いてくれるおじさんもちゃんとスタンバッてます。
やる時はやるじゃん!インターコンチ(笑)。

また、今日のお昼にチェックインするはずだったクルーズ船の予定が変わったとかで、お昼ご飯の時間がかなり遅れる可能性がある(この時点ではどうなるかわからなかった)とのことで、パンか何かを持っていくように勧められました。

超がつくほど早朝だというのに食う食う。
メロンも山ほど食いました。
そしておいしかったジンジャーとくるみのパウンドケーキとバナナブレッドをおやつに持って行くことにしました。

バスで国内線の空港へ。
カイロからの国内線はたいてい早朝に出るのだそうで、小さな国内線の空港は各国の観光客でごった返していました。
トイレの前の一角では早朝からアッラーに祈りをささげる一団が・・・
そちらにはカメラを向けないようにいわれました。
向けないよ・・・さすがに・・・

国内線も一応液体物は日本と同じ小さなジップロックみたいなのに入るもののみしか持ち込み不可、とポスターが壁に貼ってあったのですが、添乗員さんが言うには係員によって違うとのこと。
人によっては持込がまったく不可になって取り上げられてしまったり、また、甘い人に当たればペットボトルのミネラルウォーターもノーマークだったリするとか。
今日はノーマークの人だったらしく(笑)、ミネラルウォーター持ってはいりまくりでした~。
やっぱり適当なお国柄のようです(笑)。

飛行機まではゲートからバスで行くのですが、あちこち行き先が違う人達が同じ待合室にいるのにアナウンスなどはなく、自分たちで注意していないとどこへ行く飛行機へのバスなのか、何時に出るのかわからないそうで、個人で来ている日本人はよく乗り遅れるのだそうです。

乗った飛行機はアスワン経由アブシンベル行き。
小さな飛行機は初めがらがらでしたが、アスワンで待っている間にどんどん白人の人たちが乗り込んできました。
私たちの斜め前の3列シートの窓際寄りに白人の夫婦が座っていたのですが、アスワンから乗り込んできたイタリア人の団体客がその周りの席を陣取ってなにやらもめ始めました。
イタリア語でまくし立てるおばさんたち。
言葉がわからないので最初はダブルブッキングで席がないのかと思っていたのですが実はそうではなく、そのおばさん達の席は後ろの方だったのに、仲間が皆この3列シートの夫婦のそばの席になっているため、席を変わって欲しいと駄々をこねていたのでした。

あのさあ・・・

国際線で8時間も9時間も10時間もかかるならわかるよ。
友達のそばに座りたいよね。
でもさ、アスワンからアブシンベルまで、30~40分くらいのフライトだぜ。
我慢しろよ!ガキか???

おばさんたちはいつまでも立ったまままくし立てている。
当然飛行機は飛べません。
困り果てる客室乗務員。
ってか、お前らが強い態度でさとせよ・・・
結局カイロから乗っていた夫婦が席を譲って後ろに退き、勝ち誇ったイタリア人のおばさんたちが座って飛行機は飛んだのでした。

アブシンベルに到着したのは8時45分。
ここからアブシンベル神殿まではエジプト航空のバスが無料で運行しています。
私たちもそれに乗って神殿へ。
しかしなぜか神殿のゲートを開けてもらえず、バスがしばらく立ち往生した末「お前らここからは歩いていけ。」と言うことに(笑)。
歩いてゲートを入って行くと、右一列にずら~っとおみやげ物やガラベーヤ(こちらの民族衣装)を売っているお店が並んでいます。
あ~、後で見たいな~。
見る時間、またないのかなあ・・・

ガイドさんはさらっと素通りして神殿エリアの入り口へ。
でも観光後に少し自由時間が有るらしく、集合場所は入り口の外にあるカフェ。
って事は、早めに出てくればお店を見る時間もあるってことです。
ちょっとうれしい

昨日もそうでしたが、観光地ではエリアゲートをはいる時必ずと言っていいほどX線の探知装置(なんていうの?)をくぐり、荷物も通すのですが、それも場所によってはあって無きが如しでピーピーなっていてもスルーだったり、電源入れてなかったりで、宝の持ち腐れ状態のことが多かったです。

さて、ゲートから一歩はいるとあまりの美しさに息を呑みます。
目の前に広がるバニラ色の岩山、そしてその先に見える青いナーセル湖。
このコントラストの美しさは口では言い表せません。
美しく広大で、そして道を歩いていくと入り口からはただの巨大な岩山に見えていたものの裏側が見え、それが巨大なアブシンベル神殿なのです。
高さ21メートルの巨大な4体のラムセス2世の像が神々しいばかり・・・
なんというスケール・・・
昨日のピラミッドやスフィンクスにも圧倒されっぱなしでしたが、このアブシンベル神殿の規模の大きさにも感動せずにはいられません。
中は広く、壁と言う壁は全て美しいレリーフで埋め尽くされています。

隣にある小神殿には2体の王妃ネフェルタリの像と、4体のラムセス2世像が立っています。



観光を終え、のんびりお茶をするというパパと王子を置いて一人でゲートを出ました。
並んだお店がお目当てです。
暇そうにしていた売り子達がどんどん声をかけてきます。
ギザで買えなかったらくだのぬいぐるみがあったので値段を聞いてみると、ギザで最初に提示してきた額の3倍くらい!!!
ぼったくりすぎだろ・・・
一応こちらの希望額を言ってみましたが、もともとの吹っかけられ方がひどいので折り合うにはかなり時間がかかりそうだったのでさっさとやめて、次のお店へ。
私が今回の旅行で絶対買いたいと思ってきたのが、エジプトの民族衣装のガラベーヤです。
ちょっとぶかぶかで足首くらいまであるワンピースって感じのいかにも涼しそうなお洋服で、こちらの人たちは無地のものを着ていますが、観光客用に売っているのは刺繍が入ったきれいなものです。
日本では外で着るにはかなり勇気がいりますが(笑)、おうちの中で夏に着るにはちょうどいい感じ。
いろいろな色が有り、刺繍のデザインも千差万別。
見本として店頭に飾られているものがいいと思っても、一体いつそれが飾られたのか、もうすでに店内には同じもののストックがない、と言うのがほとんど。
サイズも一応書いてあるものの超アバウトで、Sと書いてあってもどう見てもXLだったり、また逆だったり。
服の上から試着してみないことには信用できません。
何着か試着しましたが、気にいったデザインのものはサイズがなく、サイズのあるものは嫌いな色だったり、売り子のお兄ちゃんも在庫をひっくり返して必死に探してくれますがないものはどうしようもない・・・(涙)

あきらめてお店を出るとカフェでコーラを飲み終えたパパたちがやってきて合流しました。
パパが欲しいのはスカラベとピラミッド?
しかしまた新たに入ったお店でも吹っかけてきます。
相変わらず金銭感覚の甘いパパはちょっと値切っただけで満足して買おうとしますが、ちょっと待て!!!
そんな小さな造りの甘いスカラベがそんな値段???
絶対高いって!!!
すぐ壊れるって!!!と私が割って入る。
結局何も買わずにゲームオーバー。
集合時間です。

またエジプト航空のバスで空港へ戻り、飛行機の待ち時間の間にチョコレートでコーティングされたアイスバーを買って食べました。
日本で食べる同じようなアイスバーよりコーティングされたチョコレートの厚さが半端じゃないくらい分厚い。
おいしいけどしつこすぎて、半分くらい食べてダウンしパパにあげると、「ラッキー!もう一つ買おうかと思ってたとこ。」だって。
パパ、さすがに甘い物好き。

それにしてもこの空港はアブシンベル神殿を見に来る観光客のためにあるようなものですね。
そして早朝から飛んで来た観光客達は神殿だけを見てまた飛んで行ってしまうのです。
なんかすごい・・・

アスワンに戻る飛行機は中が汚く、なんと窓のそばにはガムがついていてどん引きでした。
前のシートの背中に着いてるポケットの中もごみだらけだし、いくら国内線と言ってももう少し掃除して欲しいんですけど・・・

起きてから既に10時間以上たっているのにまだ午前中です(笑)。

今日は一日が長いです。








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