馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

復活

2006年11月02日 21時17分02秒 | 乗馬
今日は楽しみにしていた日。
月曜日に新しい自馬さんが入ったのです。
その日の午前中に乗っていたのですが、馬運車が来るのは2時前と聞いて泣く泣く帰りました。
ドイツから来るすごい馬だと聞いていたので、会えるのをとても楽しみにしていたのでした。

ロッカーに荷物を入れると早速自馬さんの厩舎へ。
オーナーの方もいらっしゃったのでご挨拶をして、馬を見せて頂きました。
栗毛のなんとも美しい馬でした。
大きな頭と太い首、がっしりした足、そしてハンサムなお顔。
もろ好みです(笑)。
早く運動しているところを見せて頂きたいです~。

がっしりタイプの馬が大好きな私は見せて頂いた自馬さんの残像を胸にカラフルの所へ・・・・しょ・・・しょぼい・・・
良く言えばスマート、悪く言えば貧弱(ごめん、カラフル!)。
サラブレッドだから仕方ないんですけど・・・あまりに違いすぎて笑っちゃいました。
いいの、しょぼくても一番好きなんだからね~、カラフル~。(取ってつけたように聞こえる???)

馬上に上がって先生にその話をすると、「あ~あ、もう今ので今日のカラフルの調子はがた落ちですよ。」
「ひ~、ごめんね、カラフル。
カラフルが一番好きなんだよ~。」
さっきの会話を聞いていたのか速歩が重くなってくる。
「重くなってきた。」
「重くなってきたら一度ピリッとさせないといけないんですよ。」
「どうやるの?」
「拍車入れてください。」
・・・怖いんですけど・・・
恐る恐るそ~っと遠慮しながら入れてみる。
何も変わらない。
「入れてみましたけど・・・」
というと苦笑されました。

「止まって下さい。重くなってきたとき、速歩の時は拍車を入れます。
一度入れてそれでピリッと馬がしたらもう何もしません。
駈足の時は拍車ではなく、足の側面で前から後ろにスーッときつめになぞります。
ただ毎回こういうことをしていると馬がどんどん興奮してきちゃいますから、それでも抑えて乗れるなら良いけれどただもって行かれるだけにならないように注意して。でもたまには重いときに馬をピリッとさせないといけませんから。」

駈足は前回に続き、どんどん良くなってきました。
やっとカラフルとうまく走れるようになってきた
今日は両手前巻き乗りもできました。
もう大丈夫~、でも、発進が今日はうまく行きませんでした。
発進直後にもって行かれてしまいます。
「何度もそういうことされたままになるとなめられてどうにもならなくなりますよ!絶対持っていかれないように!」
「はい!」と、後ろの体勢キープ。
おかげでいい感じで障害レッスンへ~。

障害も最初のうちは良かったんですが、途中うまく合わなくなりました。
「最初の方、待てて跳べてすごく良かったです。
でもその後の方、待ちすぎです。」と笑われました。
待ちすぎて詰まっているので、待たなければ合ったのに、合わないまま跳んでいたのでした。
待ちゃいいってもんじゃないのに、「待てて跳べてますよ~。」と言われたもんだからどんどん待ちすぎていたのでした(馬鹿・・)。
「待っていいのか、待たないでいいのか、出していくのかは、もう目で判断するしかないんですよね。3歩ぐらい前にわかるといいんですけど。」
これは前の私の先生にも言われていました。
でも、私はやっぱりまだわかりません。
馬が踏み切るときになって、今だ!と思うだけ。
上手な人は5歩ぐらい前からわかるらしいし、プロみたいな人なら曲がってくる所からわかるそうです。
先生は調子の悪い時は3歩前からしかわからない、調子の良い時は曲がってくる所からわかるそうです。
すごすぎます。

でも今日も良い感じで終わることが出来ました。
どんどん良いパートナーになれていくのを実感です(ほんとか??)。

最後の常歩をしていると馬場の外に親しい会員さんが・・・!
彼は6月に乗馬の事故で骨折してからずっとお休みしていたのでした。
今日事故後初めての乗馬。
会えてうれしい!!!

しか~し!
「ちょっと見ない間に常歩の姿勢が悪くなってる!」とチェックが・・・
なんと!自分では姿勢が良いつもりだったのに、最近とんでもなく姿勢が悪くなっていたとは!!
彼はとてもベテランの馬乗りで、うちの障害班ではダントツのエースです。
早速馬場に入ってきて姿勢を直してもらいました。
かな~り、直さなくてはならないぐらい悪いです~。
ショック~~!
来週から気をつけて乗らなきゃ。

仲良しの馬場の友達は今日ラシェーバでしたが、最後のお手入れの時後ろ足の回し蹴りがもろにヒット!!
すぐに友達が足をたたきましたが、続けて3度、4度と回し蹴りが飛んできます。
少し離れたところにいた私の先生がやってきて、「危ないですよ、離れてください。」と、するりとラシェーバの繋ぎ場に入り、後ろ足を触ろうとする。
回し蹴りが飛んでくる、と、同時に先生が力いっぱいラシェーバの腹を蹴り上げました。
続けてもう一度蹴り上げ、さらに拳骨で殴り、落ち着かせてからもう一度後ろ足を触ります。
足を上げなくなったラシェーバの顔をなで、ぽんぽんたたいてほめ、「もう大丈夫ですよ。」と、友達にお手入れの続きを促しました。

常に専属の先生に習いたいタイプの私は、色々事情が有って専属の先生が代わり、今の先生が3人目。
でも3人とも普段は穏やか(一人目はそうでもなかったが)なのに、ここぞと言う時はかなりワイルド。
最初の先生なんかは、私が乗って速歩をしている馬のお尻を通りざまに蹴ったこともあります(涙)。
当時よちよちの初心者だった私が良く落ちなかったなあ・・・(怖)
だからしつけのために殴ったり蹴ったりするのを見ても驚きません。
かわいそうだけれど、馬は大きいし力も強い。
友達が蹴られたのは太ももだったからまだしも、顔なら骨が折れていたかもしれないし、頭だったら死んでいたかもしれません。
その馬のためにもきちんと教えないと・・・
自分ではもちろんできないけど。






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