馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

台湾二日目 part1

2008年12月01日 01時04分03秒 | 旅行
朝6時半に起きました。
めちゃくちゃいいお天気でまぶしくて目が痛いのなんのって・・・
昨日はお昼過ぎについて曇りだったからまだましだったけど、今日のこの陽射しはやばいです・・・
耐えられるのかしら・・・(涙)

ホテル一階のブラッセリーで朝のビュッフェ。
初めて入りましたが今まではエントランス付近しか見た事なかったけれど、実はかなり奥行きがあってめちゃくちゃ広いです。
時間的に早かったおかげで、広いソファの明るい吹き抜けのお席に通してもらえました。
3日間ここで朝ご飯を食べましたが、この美しい席に座れたのはこの日だけでした。

料理の品数も半端じゃないです。
今までいろんな国のホテルで朝ごはんを食べましたが、朝食でここまで品数が多いホテルは初めてです!
思わず朝から食べすぎちゃいます~。
一番うれしかったのは、時期的にクリスマスが近いのでパネトーネって言うんでしょうか?ドライフルーツやナッツがいっぱい入ったクリスマスブレッドがあったことです。
これはすっごくおいしくて、ホテルのお店で買って帰りたいと思って見に行くと・・・
980元・・・
980円なら買ってましたとも。
でも約2900円だよ!
ケーキでもないのに!
買えない・・・とても買えない・・・(貧乏人)
残念・・・朝ご飯で食べられたからよしとするか・・・

せっかく早起きしたのに、朝ごはんの後ぐずぐずしていたおかげでMRTで台北駅に着いたのは9時半ごろ・・・
昔住んでいたとはいえMRTではなくローカルの鉄道に乗ったことは一度しかありません。
それも社員旅行で(笑)。
日本ではちょっと考えられませんが、台湾では社員旅行と忘年会と中秋節のバーベキューに家族や恋人を同伴するのが普通です。
なので私もパパが駐在していた時は毎年出席していました。
もちろんほとんどが台湾人なので、日本人の家族で毎度律儀に参加するのは私と王子だけ(笑)。
もともと少ない日本人駐在員の奥様達は嫌がって出てきません。
でも私は毎回とても楽しみにしていました(笑)。
一度現地でゴルフ組と遊園地組に分かれて行動したことがあり、うちのパパはゴルフに行ってしまい、私と王子は遊園地に行ったことがありました。
遊園地に参加した日本人は私たち2人だけで他はみんな台湾人家族たちでしたが、皆親切ですごく楽しかったです。
台湾人は皆とても外人に親切で、温かいです。

話がそれてしまいました。
何を言いたかったかというと、たった一度乗ったのが社員旅行だったので自分でキップを買ったことがない。
なので駅に着いたものの、券売機の前で躊躇しました。
ここで買っていいのか???
でも特急に乗りたいので特別な切符が要るんじゃないかしら?
やっぱり並んで窓口で買った方がいいはず・・・
悩んだ末かなり長蛇の列の窓口に並び、行き先を告げると3人分の切符を渡されました。
特急ではなく急行で、50分も後。
券売機の前でぐずぐずしている間に特急を逃してしまったのでした(涙)。
特急と急行の差は10分くらいなのでどちらでもいいんですが、既に指定席がなく渡されたのは自由席の券。

ともあれまだ50分もあるので近くの三越百貨店でも行こうかと地上に上がると・・・MRT(地下鉄)で来たので忘れてました。
痛いほどの陽射し・・・目がつぶれるほど痛い・・・
涙が止まらなくなります。
とても建物から出て行けません。
ベンチに座って痛みをこらえて泣いてました(悲惨)。

結局どこへも行けず、ずっとベンチに座って時間をつぶし、そのうちちょっと目もましになってきたのでホームへ。
やってきた電車に乗り込みます。
ものすごい人人人~~。
とにかく空いている席に王子を座らせます。
でも指定席券がないので、どこかでその席の人が乗り込んできたら立たなくてはなりません。
台北を出て二つ目で王子が座っていた席の人が乗ってきました。
乗っている時間は50分ほど。
私は平気ですが、体力がなく我慢のきかないパパと王子はへとへとになって文句たらたらでした。



瑞芳に到着。
かなりの人数がここで下りました。
座れなくて疲れてぶ~ぶ~うるさいパパと王子のために先に帰りの電車の指定席を買おうと駅で時刻表を見ます。
3時40分の自強号(特急)があったのでそれを買うためにパパがメモをしたのですが、目的地は台北、乗るのはどこ??
もちろん今いる駅です。
そんなこと書かなくても窓口の人はわかりますし、最悪わからなかったとしても口でここからだといえば済むことでしょう。
それなのにパパはこの駅の名前を書くことにこだわります。
でも字がわからない。
「そんなの書く必要ないよ。ここからだってわかるよ。」というと、急にぶちきれて「じゃあお前やれや!!」とボールペンを投げ捨ててどこかへ行ってしまいました。

窓口には既に長蛇の列が出来ています。
疲れて立ちたくないと文句を行ったのはお前のくせに、勝手にぶちきれて行ってしまいやがって!!!
私に並べというのか!!!
一瞬私も投げて行ってしまおうかと思いましたが、帰りは王子を座らせてあげたいので並ぶことにしました。
もちろんどこから乗るかなんていう必要ありませんでした。
行き先と乗りたい電車の時間を言えばいいだけ。
後は指定席(有座)を欲しいというだけ。
まったくパパは!!
ほとんど売り切れ状態でしたが何とか指定席を買えました。
でもあまりにむかついたのでパパには「むかついたので指定席は買わなかったわ。座りたいのはあんたなのに投げて行くからもうどうでもいいのかと思ったし。私は立ってても全然平気だから。」とうそをつきました(笑)。
もうその頃には怒りが冷めていたパパは自分のせいでこんなことになった・・・とかなり反省していましたが教えてあげませ~~ン(笑)。
王子にだけはこっそり教えてあげました。

さて、駅からタクシーで九分(本当はにんべんに分なのですが字が見つからなかったので)へ。

映画「悲情城市」で有名な観光地です。
昔2回来たことがありますが、当時はパパの車できたので電車で来たのは初めてです。



高台からの眺めはとてもきれいです。
後は両横にぎっしりお店が並んだ小さな道をみやげ物を見たりいろいろ食べたり飲んだりしながら歩きます。
観光地なので外人はもちろんですが、それを上回る台湾人の人たちで小さな道はぎちぎちです。



いろんな形の陶器のオカリナだけを置いているお店があり、手のひらに乗るサイズのブタやひよこや牛の形をしたオカリナがとてもかわいかったです。
私が探すのはやっぱり馬ですが、ありました。
でもオカリナとは思えないほど大きく、それでも楽器なので馬の形をしていながら何箇所か穴があいていて音が奏でられるという珍しいものでした。
かなり悩みましたが大きかったので結局買いませんでした。
う~、でもやっぱり買えばよかったな~~。

さて~、九分といえばやっぱり芋園(いもダンゴ)!!
私はこれが大好きです!
暖かいの(お汁粉に入ってる)と冷たいの(カキ氷バージョン)、両方買いました~~。
どっちもおいし~~~



ちょっとパパがはぐれた間にスイカジュースを買って飲んでいると、戻ってきたパパが「疲れた・・・お茶しよう・・・」

え???もう疲れたの??
まだ半分も歩いてないよ!
それに今スイカジュース飲んでる真っ最中だし・・・

「ここ、きれいな店だよ。ここ入ろう。」とパパが喫茶店に入りたがるのをなだめつつ何とか折り返し地点まで歩いてきました。
スイカジュースも飲み終わりましたが飲んだばっかりの私と王子は喫茶店なんか入りたくない・・・
でも疲れた休みたいとあまりにうるさいので結局パパがさっき選んだ喫茶店に入ることに・・・
でも普通のレモンジュースやメロンソーダとかばっかりしか置いてなくて、しかも値段も高い!!
しかたなく私はアイスミルクティーを頼みましたが、それがめっちゃまずい!!
最悪・・・
おいしくもない飲み物なのに値段も高く、しかも椅子はベンチみたいな長いす!!
これなら外の屋台でスイカやみかんの絞りたてジュースを買ってベンチに座った方が絶対いいよ!
さっき私が飲んだおいしいスイカジュースの約8倍の値段でこんなまずいミルクティーをどうして飲まなきゃならないの!!
思わず私も王子もパパに文句たらたらです。
パパもさすがに失敗したと思ったようで、後悔していました。



気を取り直して歩いていると、ガイドブックにのっている九分茶坊がありました。
茶芸館ですが、店頭はお茶や湯飲みなどを売っているので飲まなくても入ることが出来ます。







店内はとてもいい感じで、あんな腐った最低の喫茶店でまずい飲み物を飲むくらいならここで東方美人(紅茶っぽいフルーティな香りのウーロン茶で、私はこれが一番好きです)でも飲んだ方がずっと良かった・・・とがっかりしました。
もっと時間があったらここで仕切りなおせたのですが、帰りの電車の時間を考えるとまだこれからチョコチョコ買い物したり屋台のものを食べたりしながら戻るのでゆっくりお茶をいれて飲んでいる時間はありません。
泣く泣くお店を後にしました。










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