斉藤光子diary斉藤のさいは、「斉」です (^-^)v

元FM石川アナウンサー
こどもアナウンス発声協会講師。盛岡市生涯学習指導者
無料出前授業は盛岡市中央公民館へ♪

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余命1ヶ月の花嫁

2008年05月08日 | Weblog
余命1ヶ月の花嫁を見た。

乳ガンで24歳で亡くなった千恵さんの闘病記。

つらくても「大丈夫」と踏ん張る姿。

病院で毎日何してるの?と聞かれ

「生きてる」

と、答えたまっすぐな眼差し。

私はただ泣きながら画面を見つめていた。

どんな感想も軽々しいものに思えて。




そして、振り返ってみた。

見間違いでなければ、

彼女は1月に検査して、5月に亡くなっている。

その事実に驚愕した。






若いガン患者を見ると

肺ガンで29歳で亡くなった友人に重ねてしまう。

「バイバイ!またね!」と手を振って私が仙台に戻ってから

8ヵ月後に亡くなった。

またね!と言った時はまだガンなんて本人も知らなくて

元気だった。

若いと進行がそれだけ早いのだそうだ。



「明日が来ることが、生きていることが、奇跡」

千恵さんが言っていた言葉。



私は友人の死以来、

軽々しく言ってはいけないことだけど

いつ死んでもいいように生きようと思っている。


泣き続けて泣き続けて何も手につかなくて

…そして、立ち上がった時

友人の分まで頑張って生きようと決意したから。



毎日がどれだけ大切か、

そう思って生きていると何気ない瞬間がより輝くと思う。








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