梅にうぐいす

”うぐいすのさえずり”

改定に寄せて

2008年12月28日 | さえずり
報酬単価も一通り見て一喜一憂している時期でしょうか…
詳細や解釈はこれからですから
ある意味そこが事務屋の真骨頂でもあります

ただ加算関連で積み重ねるこの方式
次回改定(2012)を睨むと果たしてどうなのでしょう

夜勤やRh加算などが基本報酬に含まれるなんてことも
無いとは言えません

今回の改定を見ていて思うのは
資格や数の論理であって「質」の評価が全くなされていない

介護福祉士=質 なのですか?
常勤=質    なのですか? 

老健であればやはり中間施設と言う事で
例えば年間実利用者数がどうなのか?
より多くの地域の方々(納税者)に利用頂いたかという
視点がまるで無い
資格や常勤数など関係なく少ない人数でも
こうした地域貢献度を見るのが普通だとも考えます
地域で施設数など計画的にみるのであれば
そうした地域の方々の要望が施設依存が多い場合
やはり多くの方々にそうした利用を促すのが行政であり
基準や報酬だけを見るのではなくて
総数を指導時に出している訳ですから
こういう数字との評価を行って頂きたいところです

同じ100床老健なら年間100%稼動で36500人分受け入れ可能です
ただ延べ人数であり実人数は実際のところ概算程度でしか
見れない(自社は判りますよ)

それは情報公表での平均在所期間で稼動数と相対的に見れば
見えます
在所期間平均が120日なら1ベッド年間3回転
実利用300人が利用…と言いたいが再利用もあるから
実際はもう少し少ないと見て良い

一方平均在所期間が360日なら1ベッド年間1回転
実利用は100人が利用

こうして見ると税金利用の在り方から見てどうなのでしょう?
これは私たち事業所が声を上げるより地域の方が言う方が
効果的でしょうね

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