介護で3大介護と言われるのが
・食事
・入浴
・排泄
最近の介護は、「介護のプロならばここは最低限できて当たり前」その上で、「いかに生きがいを持って生きてもらえるかに焦点を当てた介護を行おう」という流行のような気がします。
でもやっぱり最低限できて当たり前と言われる
・食事介助
・入浴介助
・排泄介助
が忙しい現場では疎かになってしまっている現状もあると思います。
ここが疎かになれば、病気にもなるし、最悪死んでしまうこともある。
これは「介護されている人間」以外にも当てはまることで、若い時の私なんかは「生きがい」を求めて自分探しをし、生活の基本を疎かにして寿命を縮めた気がしています、笑
食べるもの、食べ方、食べる時間に気を配り
心身の清潔を保ち(お口の中も)
出すものはしっかり出す
これが超絶大事に今は思っています。
そうすることで快適に生活できて、生きるのが楽しくなってくる。
「生きがい」と大袈裟に言えるものでなくたっていい。
気持ちよく生きることができる。
要介護度の重い人で言葉を発することができない人でも
・美味しいものを食べやすい姿勢で自分のペースで自分の食べたい分だけ食べることができて
・全身痒い所に手が届くように綺麗さっぱり、湯船にゆったり浸かることができて(入浴が1番喜ばれる気がします。)
・定期的にバナナうんちがちゃんと出ている(排便状態はまさに健康バロメータ)
これだけで「生きていること」を肯定できると思います。
ここに「声かけ」「笑顔」「優しいタッチ」があれば、ますます「生きている」ことを肯定できる。(想像ではありますが・・・)
若い時の私は
「生きがい」がない自分はダメな人間だー
なんとか人に自慢できるような「生きがい」「俺はこれを成し遂げるために生まれてきたんだー!」って言えるようなかっこいいものを探し続けていたように思います。そして、めっちゃ苦しかったぁ、笑
今の私は?といえば
「そんなのカンケーねー」です、笑
食べるもの、食べ方、食べる時間に気を配り
しっかり寝て
淡々と仕事をし
筋トレ、ストレッチで体のお手入れ
毎日お風呂に入れて
なんとか4人家族を養っていけている
これだけで満足です。あ、あとブログが書けることは「生きがい」となっているかも。ブログは応援クリックが増えると嬉しいです、笑
医療・介護などエッセンシャルワーカーと呼ばれる職業の人たちが働けなくなっていく可能性もある今、「健康で休まない」ことの価値が爆上がりしそうです。
とにかく最近思うことは
・自然に自然に(最先端科学よりも)
・基本を大切に
・直感を大切に(外からの声よりも)
なんとかこの「違和感」だらけの社会の作られた価値観がほぐれていきますように。。。
今日も「防災意識」と「大地への感謝」を忘れずにお仕事頑張ります。
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