イギリスでランボルギーニ・ウラカンに試乗してきました!
元々はグッドウッドに参加するためにイギリスに行く予定だったのですが、日曜の券は取れたのですが土曜日が既に売り切れ。。
それならば、と試乗イベントを探したところ、ちょうどロンドン郊外(しかもトップギアのテストトラック!!)で開催予定だったので申し込みました。ランボルギーニ・ウラカン560スパイダーと、マクラーレン570Sの2台を予約。ウラカンはエクステリアデザインがとにかく好みでかっこいい!!前から気になってました。早速試乗インプレです!
●居住性★★★★★
まずコックピットに乗り込むと、最近のランボの文法に乗っ取った直線的で未来的なインパネがお出迎え。質感もいいですね。アヴェンタドールの初期モデルの頃はイマイチ金額の割にはデザインも質感も簡素な印象でしたが、大幅に向上しています。
乗り心地も結構スムーズですね!サーキットとはいえ古い空港の滑走路なので、それなりに凹凸や地面のうねりがあるのですが、気持ちよくいなしてくれます。これなら街乗りも全く苦になりませんね。
フロントウインドウはかなり傾斜していますが、頭上のオープンスペースはそれなりにあるので気持ちいいオープンエアが楽しめます。風の巻き込みもほぼ皆無です。相当洗練されています。
●動力性能★★★★★
さすがに5L V10 NAエンジンはパワフルですね!低速から高回転までまったく不満はありません。そして吹け上がりがかなりスムーズ!! アヴェンタドールの時もムルシエラゴに比べて別世界の洗練度だったので、ウラカンは更にその傾向が強いだろうと予想していましたが、それでもさらにその予想を上回る洗練度です。ガヤルドの時はV10特有のバイブレーションで目の裏が痒くなったのですが、ウラカンはデッドスムーズです。
●ハンドリング★★★★
ハンドリングも実に安定しています。初期応答こそシャープな特性でスポーティさを演出していますが、そのあとはリニア。特に4WDの安定感がすごいですね。160㎞を超える領域では、マクラーレンより全然安定しています。コーナーの侵入から脱出まで、何の破たんもありません。
●総合評価★★★★
ものすごく完成度の高いスーパーカーです。先鋭的でシャープなエクステリア、適度に刺激的なハンドリングとエンジンサウンド、そして初心者でも難なく運転できる洗練性。。ほぼ欠点が見当たりません。ただ、個人的な感想としては、ランボルギーニというブランドから想像される刺激がもっと欲しいです。ほとんどランボの皮を被ったアウディみたいです。この安定度なら、ペルフォルマンテがニュルで一時期最速になったのも理解できます。でももう少し日常で遊べる領域が欲しいです。もしかしたら2WDはまた印象が違うかもしれませんね。
それでは、トップギア・テストトラックでの走行動画とサウンドをお楽しみください!