プジョーの小型SUV、2008に試乗しました!
試乗したモデルはガソリンの 1.2Lターボの6ATモデル。日本でいうGTラインに相当し、モードコントロールボタンとオールシーズンタイヤを装備しています。フェイスリフトでグッと魅力が増したこのモデル。群雄割拠のスモールSUVのなかで、その出来栄えはどうでしょうか。早速試乗です!
●居住性★★★
サイズの割には前席はもちろん、後席もなかなかの広さで、トランクルームも大型スーツケースが2つ入ります。
6ATの出来が優秀で、結構高いギアに誘導してくれるので、静粛性も高いです。風切り音が結構抑えられてるのがすばらしいですね。
乗り心地は、市街地では固めですが、高速ではフラットで快適です。
メータークラスターがハンドルの中ではなく上に存在する独特のレイアウトは視認性はイマイチですが、困るほどではありません。
●動力性能★★★
スペックから想像されるよりも優秀で、低速から3気筒らしいパルスを伴い、トルクを発生させます。回しても中々活発で、すごくパワフルという訳ではありませんが、気持ちよく回ります。
●ハンドリング★★★
スポーティな味付けで、キビキビ走ります。街中でもワインディングでもロールせずにスパッと水平移動するかんじです。高速コーナーも不安感はありません。
●総合評価★★★
スポーティな小型SUVとして、悪くない出来ですね。見た目もかっこいいですし、価格も比較的リーズナブル。ジュークよりも性能的には上ですね。ただ、車格は異なりますが、キャシュカイほどの快適性はないですね。あとは、もう一つ売りというか個性が欲しいです。
ちなみに霜の降りたシャーベットのような路面でスノーモードを試してみましたが、ちゃんとグリップしていたのは素晴らしいですね。
ちょっと人とは違うスポーティなSUVをお求めの方にオススメです。
では、動画をどうぞ!