月の撮り方

月を含めた天体写真。
全然おいらの得意分野ではありません。
むしろ苦手な分野です．．．。
ブロ友　グリーンサムさんから撮影データを公開して欲しいと要望がありましたので、ちょっと改めて撮ってみました。
撮影データは以下のとおりです。
この記事をご覧の皆様の参考になれば幸いです。
明日でも十分「名月」は撮れます。



【掲載画像のデータ】

撮影モード マニュアル露出
Tv（シャッター速度） 1/125
Av（絞り数値） 8.0
測光方式 スポット測光
ISO感度 100
ISO感度自動設定 オフ
レンズ EF-S18-200mm f/3.5-5.6 IS
焦点距離 200.0mm
画像サイズ 4752x3168
画質（圧縮率） RAW
ストロボ 非発光


基本はオートモードでは難しいと思います。
意外と月は明るいので、真っ白い電球のようになってしまいます。
マニュアル（手動）が撮影の基本です。

掲載画像はシャッター速度は1/125ですが、1/125～1/1000まで速度を変えて何枚も撮ってみることをおススメします。
周辺の明るさ（街灯）や雲のかかり具合などで絶えず状況が変わるので、一概にシャッタースピードがいくらいくらとは言い切れないのです。

ISOは、自動を解除し、感度100にしています。
数字が大きくなるほど明るく撮れますが、画質は荒れます。
前述のとおり月は意外と明るいので、むしろISOは低い値で画質を向上させた方が良い気がします。

レンズの選択ですが、月は遠くにあるので、かなり小さく撮影されます。
手持ちの中でなるべく焦点距離の長いもの、ズームであれば目一杯焦点距離を長くします。
掲載画像は、編集段階で更にトリミングして(切り取って)、4倍以上の大きさになっています。
なので、撮影時の画像サイズも許される範囲で大きくします。

月までストロボは届かないので、ストロボは強制的に非発光にします。
周りの建物などに反射して、レンズに光が入り込むことも考えられるので．．．。


最後になりますが、三脚とレリーズを使用すると手振れの防止になります。
当然ですが、月は遠いのでちょっとのブレがトリミングした際に大きなブレになります。
ちなみに掲載画像は三脚なしの手撮りです。
しっかりカメラを構える事で、三脚なしでもこのぐらいは撮れます。


でも1/125はちょっと明るすぎたかなあ．．．。