秩父三十四観音霊場の巡礼の旅も、残すところあと3ヵ所となりました。
たった3ヵ所ですが、距離はまだかなり残っています。
ですが、一歩一歩が結願に近づいているので、一歩を踏みしめながら巡礼道を進みます。
三十一番札所を後にして、小鹿野の街をひたすら歩いていきます。
段々暑くなってきて、汗がダラダラと流れ落ちます。
2011.4.13
天気はとても良く、かなり日焼けをしそうです。
小鹿野の街中を歩いて行きます。
小鹿野歌舞伎の創始はおよそ200年前、初代坂東彦五郎が江戸歌舞伎をこの地に伝えたのが始まりなのだそうです。
最近では、子供歌舞伎、若手歌舞伎、女歌舞伎に加えて町民参加型の「入門教室」も活躍し、後継者への受け継ぎも盛んで「町じゅうが役者」といわれているそうです。
小鹿野市街に別れを告げ、いよいよ大日峠です。
三十二番札所は、峠を越えた先にあります。
舗装された道路から、峠道へ。
雨で増水したら、通れないのでは...。
丸木橋もグラグラと...。
なかなかシビアな登山道です。
急な上り坂を30分ほど登って行くと、峠の頂上(?)に出ます。
ここからは逆に急な下り道になります。
登りよりも下りの方が、膝への負担は大きいですね。
同じく下りも30分程度かかりました。
膝は足が上がらなくなる程ガクガクです。
三十二番札所 お船観音の山門が見えてきます。
また階段ですかぁ...
『秩父第三十二番 般若山 法性寺』 曹洞宗のお寺です。
お本尊は、聖観世音菩薩です。
般若山という山号どおり、般若の面が飾られています。
震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
納経所でお朱印を貰う前に、境内の散策と奥の院のお参りをします。
遠くに観音様の姿が見えます。
お船観音って通称は、この形から来てるのかなあ...。
奥の院って、あそこまで登っていくのかぁ...
立て札には、「風の強い日の登山は禁止します」、的な事が書いてあります。
「登山」ってかい?なまらヤバいんでないかい(つい北海道弁が出ます)
月光坂と呼ばれる急坂を登ると、十三仏が出迎えてくれます。
奥の院は、この山頂付近の舟形の岩壁全体を指すようです。
トドメはやっぱり鎖で登りですか...。
ほぼ垂直に切り立った岩をカメラを片手に登って行きます。
ちょっと無謀でした
危うく数十メートルの断崖から落下するところでした
登った先は、大日如来様が出迎えてくれます。
大人が2人ぐらいが限度のスペースしかありませんので、ここは譲り合って参拝するしかないです。
幸い他の参拝者がいなかったので、休憩も兼ねてゆっくりしてました(と言うより、登ったのは良いけど、どうやって降りようか悩んでました)
大日如来様に、震災で亡くなった方のご冥福をお祈りすると共に、被災地の早期復旧をお祈りします。
改めて登ってきた道を見ると、心細い手摺と鎖です。
そして眼の眩むような断崖...。
極度の高所恐怖症だったのを思い出しました。
よくもまあ、こんな場所に岩をくり抜いて大日如来を鎮座させたものです。
大日如来様からの眺望は、こんな風景です。
下さえ見なければ、とても綺麗な風景です。下さえ見なければ...。
何とか岩壁の頂上から降りて、反対側にある「お船の観音様」を見に行きます。
ここは大日如来様より足場が良いので余裕でした。
良く考えると、こんな場所にいて大きな余震でも来たら、バランスを崩して断崖から真っ逆さま。
何て事になるかも知れないと思い、下山を急ぎます。
本堂が見えてきて一安心です。
納経所に向かい、ご朱印を戴きます。
今日は、この後5、6キロ先のバス停まで歩いて、バスで秩父駅まで戻って一泊です。
巡礼四日目のデータ
札所 三十一番から三十二番
歩数 36448歩
距離 約25.51キロ
時間 5時間45分
参考までに消費カロリーは1647.3kcal、脂肪燃焼52.6gでした
ブログランキングに参加しています。
いつも応援に感謝しています。ありがとうございます
たった3ヵ所ですが、距離はまだかなり残っています。
ですが、一歩一歩が結願に近づいているので、一歩を踏みしめながら巡礼道を進みます。
三十一番札所を後にして、小鹿野の街をひたすら歩いていきます。
段々暑くなってきて、汗がダラダラと流れ落ちます。
2011.4.13
天気はとても良く、かなり日焼けをしそうです。
小鹿野の街中を歩いて行きます。
小鹿野歌舞伎の創始はおよそ200年前、初代坂東彦五郎が江戸歌舞伎をこの地に伝えたのが始まりなのだそうです。
最近では、子供歌舞伎、若手歌舞伎、女歌舞伎に加えて町民参加型の「入門教室」も活躍し、後継者への受け継ぎも盛んで「町じゅうが役者」といわれているそうです。
小鹿野市街に別れを告げ、いよいよ大日峠です。
三十二番札所は、峠を越えた先にあります。
舗装された道路から、峠道へ。
雨で増水したら、通れないのでは...。
丸木橋もグラグラと...。
なかなかシビアな登山道です。
急な上り坂を30分ほど登って行くと、峠の頂上(?)に出ます。
ここからは逆に急な下り道になります。
登りよりも下りの方が、膝への負担は大きいですね。
同じく下りも30分程度かかりました。
膝は足が上がらなくなる程ガクガクです。
三十二番札所 お船観音の山門が見えてきます。
また階段ですかぁ...
『秩父第三十二番 般若山 法性寺』 曹洞宗のお寺です。
お本尊は、聖観世音菩薩です。
般若山という山号どおり、般若の面が飾られています。
震災で亡くなった方のご冥福をお祈りします。
納経所でお朱印を貰う前に、境内の散策と奥の院のお参りをします。
遠くに観音様の姿が見えます。
お船観音って通称は、この形から来てるのかなあ...。
奥の院って、あそこまで登っていくのかぁ...
立て札には、「風の強い日の登山は禁止します」、的な事が書いてあります。
「登山」ってかい?なまらヤバいんでないかい(つい北海道弁が出ます)
月光坂と呼ばれる急坂を登ると、十三仏が出迎えてくれます。
奥の院は、この山頂付近の舟形の岩壁全体を指すようです。
トドメはやっぱり鎖で登りですか...。
ほぼ垂直に切り立った岩をカメラを片手に登って行きます。
ちょっと無謀でした
危うく数十メートルの断崖から落下するところでした
登った先は、大日如来様が出迎えてくれます。
大人が2人ぐらいが限度のスペースしかありませんので、ここは譲り合って参拝するしかないです。
幸い他の参拝者がいなかったので、休憩も兼ねてゆっくりしてました(と言うより、登ったのは良いけど、どうやって降りようか悩んでました)
大日如来様に、震災で亡くなった方のご冥福をお祈りすると共に、被災地の早期復旧をお祈りします。
改めて登ってきた道を見ると、心細い手摺と鎖です。
そして眼の眩むような断崖...。
極度の高所恐怖症だったのを思い出しました。
よくもまあ、こんな場所に岩をくり抜いて大日如来を鎮座させたものです。
大日如来様からの眺望は、こんな風景です。
下さえ見なければ、とても綺麗な風景です。下さえ見なければ...。
何とか岩壁の頂上から降りて、反対側にある「お船の観音様」を見に行きます。
ここは大日如来様より足場が良いので余裕でした。
良く考えると、こんな場所にいて大きな余震でも来たら、バランスを崩して断崖から真っ逆さま。
何て事になるかも知れないと思い、下山を急ぎます。
本堂が見えてきて一安心です。
納経所に向かい、ご朱印を戴きます。
今日は、この後5、6キロ先のバス停まで歩いて、バスで秩父駅まで戻って一泊です。
巡礼四日目のデータ
札所 三十一番から三十二番
歩数 36448歩
距離 約25.51キロ
時間 5時間45分
参考までに消費カロリーは1647.3kcal、脂肪燃焼52.6gでした
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いつも応援に感謝しています。ありがとうございます
お年寄りの団体など、それで廻っている人をたくさん見かけました。
ガイドさんが、ツアー全員の納経帳をまとめて納経所に出しているのを見ました。
境内の見学が終わる頃、納経帳にご朱印がされている、という仕組みらしいです。
大人のスタンプラリーのようなものですね
今回は、「江戸巡礼古道」に拘って、歩いて廻った訳です。
峠越えだけかと思ってびっくりしちゃいましたよ
今回は本当にこだわって回られた事がよく解りました
納経所で聞いたら、峠越えで一時間なら早い方だと言われました。
一般的には、峠を越えずに迂回してバスや車で参拝する人が多いようです。
今回は、震災で亡くなった方のご冥福をお祈りする巡礼の旅ですから、往時の巡礼道に拘ってみました。
古来の巡礼道は、修行道でもあったそうです。
実は、翌日三十三番から三十四番へは、札立峠(580m)という、今日の大日峠(390m)よりもっと難所を越えたんですよ。
舗装道から入った山道はその先に本当に札所があるの?と思わず思いました
山深いところのようですが他にお参りの方はいらっしゃらなかったのですか?
鎖を使っての登山、まるで修行のようです!
無事帰還されて本当にヨカッタ!