□機動戦士ガンダム ラストホライズン
第9話 悲劇の開演
第9話 悲劇の開演
3年前──
10年生のレミアは、当地区の高校テニス大会個人戦で優勝を果たし、
表彰されますが、一部の生徒は、彼女のことを快く思っていない様子。
レミアは、スポーツ特待生で、奨学金も受けていることが理由らしい。
他にも、フェンシングでも優勝、バスケでも選抜されているそうな。
彼女自身は、そんな風評を余り意に介していない感じ。
レミアが体育館で、バスケの自主連をしていると、声を掛けられます。
女生徒は、父に連れられたテニス大会で、レミアに好意を持ったと。
彼女は、シュートの真似で、足を踏み外し、レミアに抱き抱えられます。
そして、私とお友達になってくださらない?と言います。
これが、レミアとイセリナとの出会いだったそうです。
戻りまして。
アカデミー成績上位者のレミアたちの指揮官を紹介する予定でしたが、
急遽変更になり、リィス・ノヴァク、シン・ジュン、ランス・ハマー、
以上の3人は、自分の機体と共に、第七訓練所に向かえとの命令が。
彼らは、このキャリフォルニア基地で間もなく量産が開始される新型機、
MS-09 ドムとの模擬戦による性能評価試験を任せられることになります。
リィスは、スパイク無しの両肩丸、右肩にハートの個人章のザク、
シンは、左肩スパイク無しの、ランスは、左丸肩のザクで出撃します。
ドムは、真正面から3機に挑み、浮揚性能を活かし、瞬く間に勝利。
ドムのコクピットから出て来たのは、ザビ家親衛隊のテオ・グランでした。
彼は、貴様らの命は、ザビ家をお守りすることのみ使用が許可されると。
その日からアカデミーとは、比較にならない程の苛烈な訓練が始まります。
休暇を貰ったリィスたち5人は、近辺のファストフード店で談笑中。
リィスは、親衛隊に入るつもりはないと隊長の態度に腹を立てていますが、
ランスは、給料も良いし、前線に送られる可能性も低いと歓迎します。
メリーアは、顔の傷がセクシーだと言い、身体にもあるのか確かめたいと。
リィス曰く。彼女は、幾度か上官に手を出しているみたいです。
シンは、外出許可付きの休暇が貰えるとは思わなかったと言います。
メリーアは、レミアも誘えば良かったのにと、リィスに言うのですが、
レミアは、高校時代と変わらず、交友関係が希薄なようです。
リィスは、レミアに興味があり、最初は仲良くしようとしていたそうな。
んで、当のレミアは、テオに呼ばれ、ガルマとイセリナを題材とした、
演劇のVIP席に来ていました。テオは、感想が聞きたいと観劇させます。
ロミオとジュリエットを下敷きにした内容で、レミアが知る事実とは、
懸け離れた胸が悪くなるような代物だと。正確なのは、ガルマが降下し、
イセリナと出会い、恋に落ち、ガルマが非業の戦死を遂げ、イセリナが
彼の後を追うという大筋のみだというのが、レミアの感想でした。
テオは、イセリナから手紙で色々と相談や報告を受けていただろうと言い、
レミアの部屋から部下に持って来させた11通の手紙から1通を見せます。
部下によれば、手紙の内容は、他愛のない恋愛相談と日々の報告だが、
その他にレミアが知っていることはないかと、テオは、尋問します。
死亡したとされるイセリナの亡骸は、まだ発見されていない。
そのイセリナがガルマの御子を身籠もっていた可能性があると。
レミアは、イセリナに子供がいるということがどうしても信じられず、
そのことを振り切るように劇場から逃げるように走り出していました。
無我夢中で走っていたレミアは、レオ中佐とぶつかってしまいます。
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