コキュートスの記憶

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第210話 ラストシューティング(5)

2024年12月06日 | サンダーボルト
□機動戦士ガンダム サンダーボルト
 第210話 ラストシューティング(5)



ホットロッド艦隊は、イオ少尉たちによる作戦の成功を待ち続けます。
艦艇は、艦隊が安全圏に後退するまで、牽制の艦砲を掃射します。
メグ艦長は、作戦の成否を待つことなく、宙域を後続の友軍に委ね、
撤退行動に移行する判断をし、所属の部隊に下命します。
母艦を失ったMSは、総てがタイコンデロガに回収されることになります。
ビョーク艦長は、コンペイ島と月面グラナダ基地に、レーザー通信で、
戦況を伝え、連邦軍からの次の指示を待つとしますが、艦の眼前に、
友軍の認識番号を持たない、5機の巨大な機影を観測します。
ビーハイヴIIも機影を確認。また、アナハイム社からの通信があります。
メグ艦長は、あの機影がアナハイム社のものなら増援だと沸き立ちます。

ウェリントン卿の姿がモニターに映し出され、奮闘への謝辞を伝えます。
そして、地球連邦軍と共に歩んで来たが、その方針を、残念ながら
転換する時が来た。我々に取っても苦渋の選択だったと理解して欲しいと。
メグ艦長は、ウェリントン卿の言葉が飲み込めず、思考が止まります。
連邦軍には、ジオン公国に続き、南洋同盟の脅威すら防ぐ力はないとし、
アナハイム社は、遺憾ながら自衛の策を採ると。我が社の軍事部門は、
月世界を護る独自の軍隊としての活動を開始し、フォン・ブラウン市を
中心とした月世界は、企業が統治する新国家として、連邦から離脱と。
また、卿は、この重要な宣言を、モニカの子供たちに伝えたことこそ、
我々の感謝の印と受け取って欲しいとし、諸君らが連邦を離れ、
新国家のため、引き続き働いてくれるなら、喜んで歓迎しようと。
言い終えたウェリントン卿は、これが我が国最初の防衛戦だとし、
始めなさいと、ランバートに命じると、卿の周囲の4本の柱が光り輝き、
それと連動し、ビグ・ザムの中にある同様の柱群が呼応し始めます。
ウェリントン卿は、新国家の名は、「タイタンズ」。覚えておきたまえと。

5機のビグ・ザムを見て、喜ぶ者、驚きの表情を浮かべる者、様々。
デント少尉は、切り札を出し惜しんだ奴らを護るための戦いじゃあ、
死んだ仲間も浮かばれねぇよと。クリード大尉は、静かに拳を握ります。
横列に並んだ5機のビグ・ザムは、メガ粒子砲をソーラ・レイに向けます。

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