『ほめたたえよう 清いおとめ マリアを』聖エフレム原作、デルコル神父、江藤きみえ 共訳・編
◆6-2、マリアのしあわせ
第2考察 マリアの偉大さ
聖エフレムは、つぎの第9篇をもっても、マリアのしあわせという、同じテーマをつづけて、このしあわせのいろいろの理由をうたいます。
【第9篇】
① あなたはさいわいです、マリアよ。あなたは、まずしい家の出であったにしても、あらゆる王たちの君主の、母となられたのです。そのほまれが、もろもろの天にみちみちるお方が、あなたのご胎内を、清いすまいにされました。
あなたの胸は、さいわいです。愛にもえて、主をやしなったからです。
あなたの口は、さいわいです。つきないあこがれを、子守歌でうたったからです。
あなたの腕は、さいわいです。主をそのなかに、だきしめていたからです。
あなたこそ、まことの火のくるま、火そのものを、はこばれました。
② あなたは、さいわいです、マリアよ。
清いご胎内は、大王の宮殿となり、能力〔の天使〕に、王冠を、主権〔の天使〕に台座を、そなえるお方が、あなたのもとに、そのお住まいを、さだめられたからです。
あなたの家がらは、ユダ族で、ダヴィドの血統にさかのぼるあなたの家系は、じつに輝かしいものとなりました。
あなたがきよく、ダヴィドの子の、おん母となられたからです。
③ あなたは、さいわいです、おとめよ。
ヤコブが予言した、小じしの母となられたからです。
小じしであったあの方は、あなたに従い、あなたに清く、はぐくまれ、処女なる羊の子は、神の小ひつじとなって、〔十字架の〕祭壇に、いけにえにされ、救い主となりました。
あのむかし、イザアクのかわりにささげるいけにえの小やぎを与えた、かの木は、マリアよ、あなたの前じるしです。
よろしければ、フェイスブックのカトリックグループにもご参加ください。FBではここと異なり掲載が途切れることもありません。
◆6-2、マリアのしあわせ
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聖エフレムは、つぎの第9篇をもっても、マリアのしあわせという、同じテーマをつづけて、このしあわせのいろいろの理由をうたいます。
【第9篇】
① あなたはさいわいです、マリアよ。あなたは、まずしい家の出であったにしても、あらゆる王たちの君主の、母となられたのです。そのほまれが、もろもろの天にみちみちるお方が、あなたのご胎内を、清いすまいにされました。
あなたの胸は、さいわいです。愛にもえて、主をやしなったからです。
あなたの口は、さいわいです。つきないあこがれを、子守歌でうたったからです。
あなたの腕は、さいわいです。主をそのなかに、だきしめていたからです。
あなたこそ、まことの火のくるま、火そのものを、はこばれました。
② あなたは、さいわいです、マリアよ。
清いご胎内は、大王の宮殿となり、能力〔の天使〕に、王冠を、主権〔の天使〕に台座を、そなえるお方が、あなたのもとに、そのお住まいを、さだめられたからです。
あなたの家がらは、ユダ族で、ダヴィドの血統にさかのぼるあなたの家系は、じつに輝かしいものとなりました。
あなたがきよく、ダヴィドの子の、おん母となられたからです。
③ あなたは、さいわいです、おとめよ。
ヤコブが予言した、小じしの母となられたからです。
小じしであったあの方は、あなたに従い、あなたに清く、はぐくまれ、処女なる羊の子は、神の小ひつじとなって、〔十字架の〕祭壇に、いけにえにされ、救い主となりました。
あのむかし、イザアクのかわりにささげるいけにえの小やぎを与えた、かの木は、マリアよ、あなたの前じるしです。
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