Cava!(サヴァ)~さいたまBEC~

乳がん体験者さんが地元で気軽に笑顔で集まれる場を企画中!さいたま市内でおしゃべり会など色々なイベントを行っています。

誰でもぴんぴん生きられる

2014-12-08 | オススメ本
誰でもぴんぴん生きられる―健康のカギを握る「レジリエンス」とは何か?
新見正則
サンマーク出版


愛誠病院のヨガでお世話になっている新見先生の本です。
新見先生はバリバリの血管外科のお医者さんでありながら
漢方薬も処方する、自称「漢方が趣味の西洋医」。
時々テレビにも出演されているので、
ご存知の方もいらっしゃいますよね。

新見先生のちょっとユニークで温かい言葉、
わかりやすく書かれているのでどんどん読めます。

サバイバーとして生きていくにあたって
モヤモヤしてたものへの答えがすべて詰まっている感じ。
先日受講したサイモントン療法にも通じる部分があって
気持ちがすっかり晴れました^^

自分の心の中に大きな文字で書いておきたい言葉。
===
人はみんな最後は死ぬんです。
~略~
どうせ死ぬのであれば、大切なのは「一分一秒でも長く生きること」ではなく、
「一分一秒でも長く幸せであること」ではないでしょうか。
~略~
人生は、長生きするより幸せになった者勝ち。
===

そして、その幸せは自分が決めるんですよね。
生きていればいろーんなことがあるけど
レジリエンス(復元力、元に戻る力)を高めて
幸せ時間を増やしていきたいものです。おススメです^^

。+.。゜:;。+゜+。::゜。:.゜。+。。+.。゜:;。+゜+。::゜。:.゜。+。


=Amazonより転載=
◆内容紹介◆

お風呂につかり、心からリラックスすると、「生き返った~」という気持ちになる。
病気になって寝込んでいたけれど、やらなきゃいけないことがあって気持ちがそちらに向いていたら、いつのまにかよくなっていた。
いい音楽を聞いてリラックスしていると、なんだか元気がでる。そんなことってありますよね。
病は気から。
それは精神論だけじゃない。
心地よい気持ちが、健康を連れてくる。
どうやらそれはあながちウソではないようです。
脳が免疫機能に影響を及ぼしていることを、マウスを使った実験で証明し、この実験でイグ・ノーベル医学賞を受賞したのが、著者の新見正則医師です。

「症状も体力も同じなのに、どうして治る患者さんと治らない患者さんがいるんだろう」臨床医としての経験と、オックスフォード大学留学時のマウスの心臓を使った移植免疫の研究での気づきから、新見医師の「心と病気の関わりをめぐる旅」は始まったといいます。
その結論は、「いい気持ちでいると、精神的レジリエンスが高まり、精神的レジリエンスが高まると、身体的レジリエンスも高まるようだ」ということでした。
新見医師が語る「レジリエンス」という言葉は、心理学や精神医学、ビジネスの場面では以前から使われる言葉で、「復元力」「元に戻る力」を意味します。

新見医師のいう、身体的レジリエンスとは、自然治癒力やホメオスタシスといった、体がもともと本来もっている「自分で自分の健康状態を維持しようとする力」のこと。
病気か健康かを決めているのは「レジリエンス」。そして、それを高める生活をすることが、健康で幸せな人生につながる、と説きます。
人はレジリエンスによって、健康に生きられる。
いや、レジリエンスさえあれば、多少の不調があっても、持病があっても、それは「健康」ということ。前向きに「ぴんぴん」生きる人こそ、健康そのものだ、というメッセージに、なんだか読むだけで元気になってしまう本です。

病は気から。
健康も、気持ち次第。
だから、少しでも心地よいと思えることをしよう。
辛いことにぶつかっても「きっと糧になる」と思って、受け止めよう。
なにより、今日からできることがたくさん浮かんで、幸せな気持ちになること請け合いです。
さぁ、ぜひお手に取って、新見医師の診察室へお入りください!

いい覚悟で生きる

2014-11-08 | オススメ本
いい覚悟で生きる:がん哲学外来から広がる言葉の処方箋
樋野 興夫
小学館

 

「がん哲学外来」の樋野先生の新刊書です。心に沁みる、心が慰められる言葉の処方箋集です。

 

一番心に響いた言葉。

「がんになる前の自分が最高だなんて、誰が決めたんですか?自分で決める人生は、病気とは関係ありませんよ」

もう二度とがんになる前の自分には戻れない...(涙)と思う人は多いのでは。でも、先生のおっしゃるとおり!

自分の役割意識と使命感を持って生きる決意、それが「いい覚悟」だそうです。

 

 

書籍の内容

ためし読み

「がん哲学外来」提唱者が贈る言葉の処方箋

 がんになっても、人生は続く。がんになってから、輝く人生だってある。
 がんと告知されてから患者さんが心に抱えることは、「病気、治療、死に対する不安が3分の1で、あとは人間関係の悩みが実はいちばん多い。家族、職場、医師……それまでなんとも思わなかった周囲の言動に反応して心が傷つくのです」と、「がん哲学外来」の提唱者で発がん病理学者の著者・樋野興夫先生は言います。
「がん哲学外来」とは、多忙な医療現場と患者さんの「すきま」を埋めるべく予約制・無料で開設された、今もっとも注目を集める「対話の場」です。約60分、著者はがん患者やその家族とお茶を飲みながら、不安や精神的苦痛を直に聞いて解消できる道を一緒に探します。そして、どんな境遇にあっても「人はいかにして生きるか」という人生の基軸となるような「言葉の処方箋」を贈っています。その数は延べ約3000人にも及びます。
 本書は、がん哲学外来の「言葉の処方箋」を初めてまとめた待望の一冊。著者自身が影響を受けた新渡戸稲造や内村鑑三、病理学の師である吉田富三ら偉人たちの語り継がれる金言から、哲学的なのにユーモアあふれる一言まで、読めばくじけそうな心が元気になる、人生に「いい覚悟」を持って生きるための言葉にあふれています。

 

【目次】

がん哲学外来―心地よく、気軽く

第1章 ゆだねる

人生いばらの道、されど宴会       
ユーモアとはユー・モアなり「あなたを、もっと大切に」
八方塞がりでも天は開いている
無頓着に大胆になること
目下の急務はただ忍耐あるのみ
砕けたる心、小児のごとき心、有のままの心
あなたには死ぬという大切な仕事が残っている
「暇げな風貌」と30秒の静思を

第2章 つながる

いい覚悟を持って生きる
いのちに期限はありません
思い出すのもいやな思い出ともつき合う
マイナス×マイナスでプラスに転じる
自分を見ないという生き方もある
人生は不連続の連続である
「偉大なるお節介症候群」と認定します

第3章 受けとめる

あいまいなことは、あいまいに考える
がん細胞は、わが家の不良息子と同じ
孤独を友としましょう
がんも病気も個性のひとつです
どうせ人は死ぬのだから
プロとして客観的な視点で自分をとらえる
肝臓のすぐれた働きに学ぶ
尺取虫になって歩む
「天寿がん」でいきましょう

第4章 乗り越える

病気であっても、病人ではない
今日は「今日の苦労」で十分
楕円形のようにバランスよく生きる
愉快に過激に品性を持って
疾風に勁草を知る
グレーゾーンに対して語るには愛しかない
自己に頼るべし、他人に頼るべからず
センス・オブ・プロポーション

第5章 与える

人生の目的は品性を完成するにあり
お互いが苦痛にならない存在となる
明日死ぬとしても、今日花に水をやる
勇ましい高尚なる生涯
寄り添う心は言葉を超える
余計なお節介よりも偉大なるお節介を
なすべきことをなそうとする愛
病床にあっても、あなたは役立っている
人生と向き合うチャンスは思いがけず与えられる

患者さんが笑顔を取り戻すために医療の維新を目指して

「がん哲学外来のチーム医療」を支える偉人たち――参考図書リスト 

 


患者さんのための乳がん診療ガイドライン2014年版

2014-07-25 | オススメ本

日本乳癌学会編「患者さんのための乳がん診療ガイドライン2014年版」が刊行されました。

私たちにとって、適切で正しい情報を得ることはとても大切なことです。

この本は標準治療(最善の治療)や診療方法についてわかりやすくまとめてあります。

 

患者さんのための乳がん診療ガイドライン2014年版 (2014年7月9日刊行)

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2014年版
クリエーター情報なし
金原出版

定価(本体2,300円+税)

目次の見本 PDF

中サンプル頁 PDF


「がん」の優先順位を下げる

2014-07-06 | オススメ本

◇おススメ本◇

末期がん、その不安と怖れがなくなる日―がん哲学外来から見えてきたもの (主婦の友新書)
 
主婦の友社

『末期がん、その不安と怖れがなくなる日―がん哲学外来から見えてきたもの』

樋野 興夫 著  (主婦の友新書)

著者は順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授。
順天堂大学医学部付属順天堂医院で「がん哲学外来」を開き、そこで経験したこと、著者が実際に患者に語りかけたこと、患者から教わったことを土台として書かれた本。

第1章「がんとの賢い暮らし方」
第2章「がんになって見えてくるもの」
第3章「がん細胞が教えてくれるもの」
第4章「だいじな人との貴重な時間」
第5章「友人としてできること」

 


末期がんでなくても不安はいっぱい。第1章から、特に心に残った部分を転載します。


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不安解消の最良の方法が「がんを忘れる」こと

「がんを忘れる」こと-それは、「がん」が優先順位の下位にある状態です。
そうした状態をつくりだすためには、「がん」以外のことを優先順位の上位に持ってきてはいかがでしょう。
本が好きな人なら、本を読む。
仕事をしているなら、仕事のことを考える。
家族と何を食べようかと、食事を楽しみにする。
人と会う約束を入れる。
ペットがいたら、なるべくたくさんの時間をペットと過ごす。
なんでも好きなことでいいのです。
そして、こうした「がん」以外のことがたくさんあればあるほど、「がん」の優先順位が下がります。
もちろん、それでも「がん」のことが頭に浮かばなくなるということはありません。
きれいさっぱり忘れ去ることなど不可能です。
けれども頭のなかから「がん」のことをいっさい消し去ろうなんて、そんな無理をすることはありません。
優先順位をすこしでも下げることができれば、忘れている時間が増えるのではないでしょうか。
優先順位さえ下がれば、目がさめてから眠るまで頭のなかが「がん」のことで占められていた頃よりも不安が少なくなると思います。


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患者さんのための乳がん診療ガイドライン2012年版

2012-08-22 | オススメ本

『患者さんのための乳がん診療ガイドライン2012年版』(日本乳癌学会編、金原出版)が
3年ぶりに改訂され、6月末に発行された。
同ガイドラインの作成小委員会委員長の大野真司氏(国立病院機構九州がんセンター乳腺科)に、
今回の改訂のねらいやその内容について話を聞いた。

 がんナビ

「患者さん自らの意思決定にガイドラインを役立ててほしい」
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_161439_20878_4

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2012年版
クリエーター情報なし
金原出版

乳がん患者さんが正しい情報を得るための66のQ&Aと解説(第3版)。
編集) 日本乳癌学会


「いい人」はなぜガンになりやすいのか

2012-08-04 | オススメ本

「いい人」はなぜガンになりやすいのか

最上 悠/著

「いい人」はなぜガンになりやすいのか (青春新書INTELLIGENCE)
クリエーター情報なし
青春出版社


◇内容紹介
ストレスへの反応の違いで、なりやすい病気が違った!
頼まれると断れない、自分よりも他人を優先させてしまう、怒りを外に表すことができない…。
いわゆる「いい人」は、ガンになりやすいといわれています。
また、早口、早食い、人の話を最後まで聞けないといった「せっかちな人」は、心臓などの循環器系の病気に注意したほうがいいかもしれません。
本書では、性格と病気の深い関係、またそのメカニズムを解き明かしていきます。
いままでの健康常識が180度変わる1冊。

◇著者について
精神科医。うつ病などの気分障害、不安障害、心身症や依存症などに多くの治療実績をもつ。
総合病院勤務の中で“こころの不調”を抱えた内科や外科などの身体疾患患者の治療実績も数多い。
薬だけの精神医療では効果不十分であり、認知行動療法や対人関係療法といった現代精神療法の必要性を訴えている。
さらに、医学的効果の実証されたサプリメントや運動療法、読書療法などを組み合わせて治療にあたる“総力戦精神医療”の重要性を研究し提唱している。

◇目次
第1章
「いい人」はなぜガンになりやすいのか―気がつかないうちにストレスをためてしまう怖さ
第2章
 性格の違いとなりやすい病気がわかった―早口、大声の人がなぜ心臓病で倒れるのか
第3章
 あなたが気をつけるべき病気は?―4つのタイプでストレス反応をチェック
第4章
「性格を変える」よりずっとかんたんにできること―心のクセは行動でなおせる
第5章
ストレスフリーな毎日で病気にならない!―今日からできるアクション・プラン13


この本によると、
がんになりやすい「タイプC」は、思いやりと受け身の人。

【性格】
キーワード:抑圧・内向的
・怒ることはめったにない
・泣くこともめったにない
・自己主張をあまりしない
・自分のことより、家族や友人の思いを優先する
・人に助力を求めたり、要求したりすることを苦手とする
・仕事でも遊びでも競争には尻込みする
・自分は他の人より力が劣っていると感じる
・ものごとはなにごとも冷静に受け取る
・人間関係は良好だが、なにか物足りないと思うこともある
・大事な人と別れたときなどは、絶望感や無力感に陥る


*病気は、性格だけが原因で起こることはけっしてありません!


乳がんを抱きしめて ~39歳で乳がん患者だった私の治療記~

2012-08-02 | オススメ本

乳がんを抱きしめて
~39歳で乳がん患者だった私の治療記~

小堀昌子/著 

乳がんを抱きしめて ~39歳で乳がん患者だった私の治療記~
小堀 昌子
プロモーションセンター

◇内容紹介
聖路加国際病院の中村清吾先生のもと、
臨床試験に参加し、乳がん治療を行なった1年間の記録です。
医師や医療スタッフ、会社と仕事、家族、友人とのかかわりや、
検査から抗がん剤治療、手術までの治療の過程をわかりやすくまとめた体験記です。

◇著者について
2005年、39歳で乳がんと診断される。
聖路加国際病院の中村清吾医師のもと、
抗がん剤や放射線などの治療を経て翌2006年3月に手術。
トリプルネガティブのためホルモン剤は使用できず、
現在、無治療、再発はない。


◇目次
第1章 検査&告知(2005年2月~3月)
第2章 治療方針と周知(2005年3月)
第3章 治療1抗がん剤「A/C」(2005年3月~6月)
第4章 治療2抗がん剤「タキソール」(2005年7月~10月)
第5章 治療3放射線照射と放置期間(2005年10月~2006年2月)
第6章 手術とその後(2006年2月~6月)
第7章 「賢い患者」になるために


病院での検査や治療内容を小さなイラストで紹介しつつ、
治療の副作用との付き合い方や、周囲とのかかわりなどについて、
著者が感じたことが揺れ動く心のまま素直に書かれています。
とても読みやすく、詳細にわかりやすくまとめられています。


小堀昌子さんのサイト「SUN×SUN」
(SUN×SUNは、名前の“昌”からとったそうです。)
http://sunxsun.info/


小堀昌子さんのブログ
http://cancer-blog.sunxsun.info/


「がんサポート」乳がん最新特集

2012-07-20 | オススメ本

7月14日発売の「がんサポート」8月号は、乳がん最新特集です。

内容の詳細は、↓こちらをご覧下さい。
http://www.evidence-inc.jp/backnumber/latest.php

1 知りたい病理診断
  乳がんの顔つき、大きさを見極め、今後の治療方針を決める病理診断
 
2 術前化学療法
  温存と治療予測というメリットも!乳がんの「術前化学療法」
 
3 乳房切除と再建
  山崎多賀子の生きる力が湧く「キレイ塾」連載25
 
4 トリプルネガティブ乳がん
  新たな選択肢も!最新トリプルネガティブ治療
 
5 再発乳がん最新薬物療法
  治癒も見えてきた!?再発乳がんの最新薬物療法
 
6 ホルモン療法副作用ケア
  ホルモン療法のつらい副作用を漢方で乗り切る
 
7 爪・皮膚障害の対策
  抗がん剤の副作用、爪・皮膚障害はフローズングローブで予防!
 
8 副作用対策看護師座談会
  新しい制吐薬の登場で、悪心・嘔吐を怖がらなくてもいい時代に
 
9 がんと生きる88 大久保真千子(声楽家)
  どう生きたら幸せになれるのか、一生懸命考えています
 
患者のためのASCO最新特集
より良いがん治療を受けるための最新知見!続々
「免疫」の仕組みを利用したがん治療薬の時代へ
 


PiNK

2012-06-29 | オススメ本

女性のからだ情報誌PiNKは、
乳がんへの意識、診断・治療の向上に貢献することを目的とした
フリーマガジンです。

  山崎多賀子さんが表紙です。

2012年夏号は、山崎多賀子さんのサバイバーストーリー。
〈がんになった。それでも人生は続く〉

「もちろん、キレイになっても病気が治るわけではありません。
でも、がんであろうとなかろうと、誰も自分の寿命は知らないし、決められない。
そして、寿命まで生きるのはみんな同じ。
だったら、その時間を、自分らしく暮らしたほうが幸せです。
自分らしさは、落ち込んでばかりいると見えなくなってしまうのです。

自信と生きる力を取り戻すきっかけに、
美容の力を借りるのも、良い手だと思っています。」(記事より抜粋)


山崎さんは、美容ジャーナリストとして、
元気な印象を取り戻すメイク法をアドバイスする
メイクアップセミナーを開催されてます。
Cava!でも、山崎さんのメイクアップセミナーができたらいいなぁと思ってます。


PiNK 定期購読の申し込みは、
http://www.runforthecure.org/ja/pinkmag

購読料は無料ですが、配送手数料:1年間(4回分)750円


『山崎多賀子の極楽ビューティ体験記』

2012-05-23 | オススメ本

Cava!の憧れの人、山崎多賀子さんの本

山崎多賀子の極楽ビューティ体験記
山崎 多賀子
扶桑社

 『山崎多賀子の極楽ビューティ体験記』(扶桑社)


山崎さんが体験した、エクササイズやリラクゼーションなどなど、
国内外のビューティスポットが満載。


「タクミジュン メイクアップサロン」の変身体験で、
美しくセクシーに変身した山崎さんのお姿は、必見です!


京都大学卒のメイクアップアーティスト・カメラマン
内匠淳氏のサロン[TAKUMI JUN Make-up Salon]
http://www.takumi-jun.com/makeup/index.html#henshin

 

山崎さんは、闘病中、脱毛中も、
この取材を続けていらしたそうです。
すごいなぁ...

進藤やす子さんのイラストも可愛い

笑える、楽しい、ビューティ本です。


最高の医療を受けるための患者学

2012-03-06 | オススメ本

病気発覚から、検査、手術…とあっという間
あれよあれよという間にどんどん治療が進み、
病気のことに関する本を読むのが精一杯でした

後になってこんな本があるのを知り、
もっと早く読んでおけばよかった…
と思った1冊です。超オススメ

最高の医療をうけるための患者学 (講談社+α新書)
上野 直人
講談社

MDアンダーソンがんセンターの
上野直人先生の著書。
先生ご自身もがんサバイバーです

そのためか、医療者の視点からはもちろん、
私たち患者が心配するであろう項目が
バランス良く書かれていて勉強になります
いそがしそうな先生に、どうやって質問したらいいの
一番いい医療が受けられているの
そんな心配事も、これを読むと解消するかも

患者のバイブルと言っても
過言ではないと個人的には思っています

これを読んで、ストレスをためずに
自分の望んだ治療が受けられるような
「賢い患者」を目指しましょー 


がんサポート「乳がん総力特集」

2012-02-23 | オススメ本

2月16日発売の「がんサポート」3月号は、乳がん総力特集です。

内容の詳細は、↓こちらをご覧下さい。
http://www.evidence-inc.jp/backnumber/index.php?n=201203#

1 SABCSレポート1
進行・転移性乳がんでポスト標準治療の成果~サンアントニオ乳がんシンポジウム2011レポート

2 SABCSレポート2
乳がんも個別化治療の時代に。閉経後乳がんのホルモン療法最新情報

3 乳がん基礎知識
乳がん丸わかり図解
 
4 進行・再発乳がんの最新治療
症状を抑え、QOLを高く保つ再発乳がん治療の基本を目指す
 
5 閉経後進行再発乳がん治療
QOLの高い状態を長く保つ新しい乳がんのホルモン療法
 
6 トリプルネガティブ乳がん
治療に希望が。トリプルネガティブ乳がん最新情報
 
7 ガンマナイフ治療現場
ガンマナイフによる脳転移治療の今──日々の暮らしを実現する強力な武器
 
8 骨転移治療
骨転移が起こっても、上手に乗り切るコツ
 
9 乳がん薬物療法
がんの生物学的性質を重視して選択する乳がんの薬物療法
 
10 症例でみる先進治療最前線2
抗がん剤の効果が薄れた転移性乳がん、免疫細胞療法で好転
 
11 乳がん台湾レポート
乳がん患者さんが一丸となってつくる乳がん国際会議
 


かえるノート 乳ガンになって私が選んだ道。

2011-09-14 | オススメ本

病気になったら、先生の言うことを聞いて
手術して注射して薬飲んで…
ほとんどの人が当たり前に受ける治療の数々。

だけど、かえるさんは違いました。
私は治療をしてイヤな思いをするより楽しく暮らしたいだけです

いわゆる標準治療は受けず、自分の納得した治療を選び
人生を楽しみ、生き抜いた闘病記
かえるノート 乳ガンになって私が選んだ道。

かえるノート―乳ガンになって私が選んだ道
かえる
知玄舎

ひとつひとつを納得しないと先に進めないけれど
決心したら何事も楽しんでしまうタイプのかえるさん
入院生活も、転移後の生活も、大変なのにどこか楽しそう
亡くなるまで「自分らしさ」を大事にされていたことが伝わってきます。

そして、かえるさんのまっすぐな視点で見た
医療の問題には考えさせられることがとても多いです
乳がん体験者コーディネイターの講義でも学んだ通り
EBM(エビデンス・ベイスド・メディスン:科学的根拠に基づいた治療)
大事だって、よーくわかっていますが
NBM(ナラティブ・ベイスド・メディスン:人生観に基づいた治療)
同じように大切にすれば、さらに満足のいく治療ができるのだろうな…と。

治療に関する参考本ではありませんが
こんな風に信念を持って病気と向き合いたいと思わせてくれる本です


がんと一緒に働こう!

2011-09-03 | オススメ本

乳がんだって!どーしよー!
それなりに一生懸命仕事をしていたつもりのワタクシ、のっち
仕事、どうする」が一番最初の問題でした。

辞めることも考えたけれど、
たまたま上司の奥様が、がん体験者だったこともあり、
今も多くの理解と支えの中で仕事を続けています
とても恵まれた環境…周りの人には本当に感謝しています

でも、がん体験者の多くが、仕事について悩んでいる現実を知りました
再就職が難しかったり、病気前の職場から外されたり
病気になって、戦力じゃなくなるから当然でしょうと思いますか?

でも、これって他人事じゃないんです
病気になるのは特別なことじゃありません。
誰もが当事者になったり家族になったりする可能性があることだから
病気になった人が、安心して治療しながら働ける職場環境が
少しでも増えるといいなぁと思います

がんになったからといって、すぐ「辞めます!治療しなきゃ!」って
早まらないで。続けるための色々な制度があります
まずは職場の上司に相談することから始めましょ。
病気になったって、働いていいんです!!


◆おすすめ本◆

がんと一緒に働こう!―必携CSRハンドブック
クリエーター情報なし
合同出版

働く権利や保障制度のお役立ち情報を始め、
会社とのかかわり方や働き方にいたるまで、働きたいがん体験者のための本。
がん体験者が監修・執筆しているので、「わかるわかる」と
思いながら読みました。ものすごく参考になります!!
shiyohさんのイラストもサイコーです^^


◆おすすめサイト◆
■CANSOL(キャンサー・ソリューションズ株式会社)
http://www.cansol.jp/

「がんと一緒に働こう!」を監修した桜井なおみさんが代表を務める会社です。
ご自身もサバイバー(がん体験者)。がん体験者の就労や雇用を支援する会社です。


「がんとお金の本」BEC黒田尚子さんの新刊!

2011-08-23 | オススメ本

がんとお金の本
黒田 尚子
ビーケイシー

↑Amazonのページへジャンプします 


BEC(乳がん体験者コーディネーター)6期で
ファイナンシャル・プランナーの黒田尚子さんが本を出しました

ファイナンシャル・プランナーとしてマネープランやライフプランのアドバイス、
講演、執筆など多岐にわたり活躍中の黒田さん。
ご自身が乳がんになって調べてみたら、
「がんとお金」に関する資料がほとんどない
と気づいたのだそうです。

それなら自分が書こう!と書かれたのが、この「がんとお金の本」

一言で言うと、「この本、すごいです絶対読むべし

がん治療にはびっくりするほどお金がかかります
病気になる前から、
「医療費ってたくさん払った場合は少しは返ってくるんだよね」と
何となく知ってはいましたが、いざ診断され、
次から次へと続く検査・治療の中
制度を調べるだけのパワーはありませんでした

そして、お金を取り戻すためには自分が動かなくてはいけません
生命保険も公的制度も、自動的に戻ってくるわけではなく
知らなければ、そのままになってしまうということ

この本には、そんな知っておいた方が良いこと
ぎゅぎゅーーーーーーっと詰まっています
この本を読んだら、戻ってくるはずのお金に気づけるかもしれません。
お金は、病気と闘うための武器なのです

私が感心してしまったのは「病院以外に支払うお金」の中に
「お見舞いに来てくれた人へのお礼(快気祝いなど)」が入っていたこと!
体験者だからこそ気づけるポイント。
これ、意外とかかりました

お金の話はもちろんですが、ご自身の経験をもとにされた
『第1章 突然「がん」を告知されたら』だけでも、 
読む価値ありと思える内容です。
がんになった人も、これからなるかもしれない人も。
ぜひ読んでみてください