夜は是非ともライトアップを見たかったので、高台寺へ。
高台寺は臨済宗建仁寺派の寺院で、山号は鷲峰山(じゅぶさん)、寺号は高台寿聖禅寺(こうだいじゅしょうぜんじ)といいます。
豊臣秀吉の正室である北政所(高台院)が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院。本尊は釈迦如来。
ライトアップで有名なお寺の一つで、拝観者が非常に多く入場まで40分ほど並びました。
お庭の中に臥龍池(がりゅうち)という大きめの池があり、水面が鏡のように静かでライトアップされた木々が綺麗に映り込んでいます。
とても美しい光景で、池の周囲は大混雑でした。
紅葉の多くは白熱灯で照らされ木々の色と相まって、冷え込んだ夜でしたがどことなく温かみを感じる雰囲気でした。
庭石と回廊。
紅葉が無くても渋さというか、味わい深いものがあります。
芝生の所々がスポットライトで照らされており、暗い中に丸く浮かび上がる光景が印象的。
竹林は白い光で、紅葉は白熱灯で照らされ、冷たさと温かさが対称的。
暗い一角にあった真紅のモミジが照らされ、闇の中に浮かび上がる赤い色がとても綺麗。
この日は高台寺へ行く前に夕食として和食懐石を頂きました。
当初の目的の一つに京都で松茸を食べたいという思いがありましたが、
11月末には既に時期が終わっていましたので季節の野菜や料理を堪能。
ある料理を頂き次を待っていると、女将さんらしき人が「隠し在庫ですが」と言いながら何と松茸の土瓶蒸しを持ってきてくれました。
前日で松茸はお品書きから外したけどまだ少量残っているとのことで、その時店にいた数組のお客にサービスで提供してくれました。
予想外の嬉しいサプライズにお礼を述べて、大変美味しく頂きました。
食事もライトアップも大満足の一日でした。