Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

マドレーヌでプルースト

2004年12月11日 | Weblog
オヤツにマドレーヌを食べました。貝殻の形をしたこの菓子は『多分1700年代半ばにそれをつくったペロタン・ド・バルモン夫人付き女料理人マドレーヌ・ポールミエの名を付けたもの、というのが定説』だということです。作者の名前かあ。

マドレーヌといえばプルーストの「失われた時を求めて」に登場するということで有名。主人公が紅茶をマドレーヌに浸して食べるのですが、その香気に誘われて幼年時代の記憶をよみがえらせるというものです。匂いが記憶を呼び覚ますことを「プルースト効果」というそうであります。パンとかお菓子をお茶に浸して食べるのは、日本人としてはいささかお行儀が悪いようで気が引けるものではあります。しかし文豪もこうやって本に書いてるし、堂々と浸して食べてもいいかな?

http://www.nisshin.com/cucina/history/okashi/okashi_09.html
http://x51.org/x/04/08/0431.php