Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

赤マルジャンプ2005SPRING

2005年05月02日 | マンガ
いつも思うんですが、この赤マルジャンプって誰が買うんでしょうねえ?
今日はいつもの少年ジャンプが合併号でオヤスミなのでこちらを読みました。前回のアンケートには購入理由に「少年ジャンプと間違えて買った」の項目があって失笑しました。

デスノのイラストはとっても綺麗で結構ですが、切り抜いて取って置くほどファンでもないのでまあ、見ただけです。
「ノラ・ソラ」は「タトゥーハーツ」で連載経験のある加治佐修の作。天涯孤独でむやみと強くて思慮の足りない感じのガキが主人公です。ありきたりな設定ではと思いました。
「八と八百万の神々」はあの噴飯もののドイツマンガで名を残したイワタヒロノブ作。主人公は神主らしいのですが、最初から最後まで福田大吉という福耳の男がメインです。宮司の服装が肌襦袢に梵天の首飾り(山伏がつけてるやつね。旅人の証だそうです)という目もくらむ代物で、なんの役職にも見えません。祟り神はガンダムと剣道着を足したようなお粗末なデザイン(ビッグ・ザ・武道だという話もある)。運が向いてきたので競馬をやって大当たり・・・っていつの時代のマンガだよ、いったい。この人どんどん面白くなくなってきてますよ。
「ビーチボム」は天野明のアシスタントだという榊健慈の作。女の子は可愛く描けていて絵は良いんですが、ストーリー展開が唐突な感じです。そのへんなんとかすればなんとかなるかも。
「トリュフュールとパウロ」は矢萩隼人の作。今回の赤マルではストーリーが一番凝っていると思います。ヒロインが女々しくなくてめっぽう強いのが気に入りました。おまけに暗い過去もついてきているし。絵が衛藤ヒロユキのデビュー当時みたいな雰囲気です。これは好みが分かれるかもしれません。
「ハートキャッチャー」は神海英雄の作。前作は吹奏楽部もので爽やかにまとめていたのですが(わりと良かった)、これはなんと実演販売バンザイという内容。主人公の愛用のギターもすっぱり切れる包丁が8880円!まあすごい。お前はマーフィー岡田か。実演販売で名を上げたところでどうだというのが感想です。モリブデンバナジウム鋼の包丁がサッパリ切れそうに見えない画力ももう少し頑張りましょう。
「ライジングタイガー」夜間徘徊というより二重人格か?ケガを克服する過程を書いたほうが感動できるでしょう。
「ドル箱王者ベルト固め」絵はしっかりしているので楽しく読めました。社長のキャラをもそっと魅力的に味付けできたらよかったのにね。
「ワンオクロック」意味がよくわからん。
「ドラッグボーイ」暗い。設定の説明だけで終わってしまったような。十二傑賞受賞時は小林マコトの名前だったのがツトムにかわっています。「ホワッツマイケル」の小林まこととかぶっちゃいますもんね。
この辺で力尽きました。あとはまた後で読むことにします。
http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/log/15/#05