Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル3号感想

2006年01月20日 | マンガ
「弁護士のくず」4月からついに連続TVドラマ化!主役は顔の似ているビートたけし・・・かと思いきや、豊川悦司のようです。毒舌を吐きまくる人間のように見えないけど、そこは演技力で乗り切ってくれるんでしょう。
今回は夏目漱石「こころ」をとりいれて、幽霊ばなしになっております。幽霊が二人を許して成仏するあたりがよかったなあ。感動したのもつかの間、ラストのくずのひとことでハチャメチャになりました。

「私からの手紙」親に対して書く子の手紙、別にマンガじゃないのでレビューじゃないんですが、亀井静香氏の命名の由来が「生まれたときに『光源氏』みたいな可愛い顔をしていたわけよ。それで両親が相談して、そんな名前を付けた」というくだりがびっくらしたのでメモ。
その後の育ちがよろしくなかったのか、今では品のないお顔になりましたが。

「蔵人」お酒は飲めないので、ましてや日本酒に何の思い入れもなく、ハテどうやってこのマンガに共感するところを見出そうかと苦戦中。日本酒を作るという夢が叶う前に日本酒が滅びなければいいというセリフには結構リアルで同意。

「あんどーなつ」いかにもなイジメ役の女登場。へアスタイルの方も80年代なら金持ちでヤナヤツという超古典派です。これはこれで楽しみな展開。なっちゃんがあまりにも欠点がないタイプなんでこれを娘のように見れる人にははまれると思います。

「イリヤッド」今回食べてるシーンはフランスパンの丸かじりだけでした。山の老人は秘密にしたいこととは?もっともっと恐ろしい秘密?「神に愛されなくても生きていけますか」と問われて、キリスト教徒ならこりゃ生きていけないんだろうなあ、でも、わたしも無神論者なので、入矢のことばには納得できますね。(でも八百万の神様くらいはなんとなく信頼してる)

「最強伝説黒沢」無報酬で5人も集められるのは人望があると思いますよ、ええ。それも黒沢の奮闘によって得られたものなんで、誇っていいのではないかと。燃えないホームレスたちにじれったさが募る。