Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

少年ジャンプ32号感想

2006年07月11日 | マンガ
「銀魂」「ジャンプの次号予告はあてにならない」とのタイトルどおり、まことに予告の意味はあるやなしや。そして、予言ができるという少女が出てきて、このタイトルにもかかってきてるわけですね。服部全蔵がピザの宅配のバイトをやってます。「痔」と「ジャンプ」にのみ全蔵の存在価値があるのか。ジャイアンの「映画ではいい人」ネタもなるほどと思っていい感じでした。
予言少女っていうと山岸涼子の「潮の声」だったかな?アレを思い出します。怖かった~。今の少女漫画ってそんなに過激なんですか?最近のはちょっとうとくって。

「リボーン」獄寺くんの勝利!と思ったら、リングを入手するまで勝敗はおあずけだそうです。時間が迫っているのにリングを渡さないベルフェゴール、汚いですな。そんなの王子じゃないですよ。自分の命を守ることも大事なことだと教わった獄寺くんはかろうじて生還するも、リングを失って1勝3敗、もうあとがなくなってしまいました。山本くんはどうにか勝ってくれて2勝、ヒバリくんが来てくれたので彼は絶対勝ってくれるよね、とこれでイーブンに持ち込めますな。「僕の学校で何してんの?」はいいセリフでした。

「エムゼロ」10回目にして主人公の目的が決定しました。打ち切りになったらこの展開はなかったのかも。プレートは見つからず、九澄くんは通称「エムゼロ」のプレートを再交付。おお、これでタイトルに意味もつきました。魔力を一切もてぬ
とはどういうことなのか?なにか使い道があるんでしょうか。他人の魔力を借りるのかな?
ところで、こんな凝った設定って、叶先生らしくないような気がします。アイデアとかストーリーとかブレーンがいるのかしらね。

「とらぶる」リトパパ登場。職業がマンガ家ということなので、リアリティのある描写が可能・・・、いやもうそのへんどうでもいいか。エロ描写がなかったら小学校低学年向けでもいい判りやすさが魅力です。

「太臓もて王サーガ」矢射子暴走!クロックアップネタはいつかやると思っていたけど,そうきましたか。

「魔人探偵ネウロ」春川教授とHALの接点に気づくネウロたち。そういえば筑波大学の教授暗殺事件が時効になりましたね。吾代君が出てくるとやっぱり面白い。
今週のヤコちゃんの好物は「生いちごカキ氷」ええ~!東京まで食べには行けないし、いちごのシロップでも手作りしてみますか。

「謎の村雨くん」スパイを芽のうちに摘むために村雨君を殺そうとしているのかと思ったら、いまだ調査段階だというから恐れ入ります。調査するだけでイチロウ・バルト・ツバキと3人がかりです。どれもこれもエキセントリックな奇人変人ばかりです。(ツバキさん、時代劇じゃないんですから舌を噛んでもなかなか死ねないそうですよ。)さらにQも参加して来る始末、いまだに主人公のキャラも立ってないのに毎回毎回新しいキャラクター投入で、覚え切れません。これが美形なら許せるけれどこれじゃあねえ。髪の毛からして鈴木先生かと思ってたら違うようだし。で、結局スパイの子供を殺すよりホンモノのスパイを殺す方が先だろうと思いませんか?「鷹の子」というフレーズはカッコいいけどそれだけかな。

「ツギハギ」とうとう最終回です。マキビの両親はいわばロミオとジュリエットだったんですね。息子が仲を取り持って犬派と猫派が宥和して村の平和がおとずれました。めでたしめでたし・・ッて、おいおいあの洞窟の話はいったいどうなった。なんとそして数年後というオチでした。単行本2巻は書き下ろしの外伝を含めて発売予定とやらで、見事な打ち切りっぷりといってよいでしょう。個性的な主人公というのも度がすぎると読者の共感を得にくいものですから、ほどほどにしてください。次回作に期待しましょう。