ぶどう膜外来の予約日を待たずに、11月17日に今度は右眼が同じ症状となってしまった。
左眼の発症から1ヶ月と10日経った夕方に、あの薄暗い京都駅で気がついた。
最初は駅の照明の関係かと思ったが、新幹線の電光掲示板が良く見えない。この時は両眼、黄斑変性していたため視界は最悪であった。
翌日C大病院のぶどう膜外来で、OCTを撮り右眼も黄斑と脈絡膜の間に炎症で水がたまっていることがわかった。
反対に左眼はテノン嚢注射が効いて黄斑部の水が少し減っていた。
早めにコルヒチンを飲んでいれば、もしかしたら右眼は症状が出なかったかもしれないが、確定診断まではまだ先であった。
この外来の先生はぶどう膜炎の専門であり、造影の写真をみて真菌や細菌による炎症ではなく、採血のHLA数値や副症状よりベーチェット病であろうとのことであった。勿論、眼の主症状+口内炎など診断基準は満たしている。
私の場合は口内炎の中から口内炎ができるほど幼い頃からの付き合いである。
ちなみにHLA-B51は陰性であったが、HLA-B55とHLA-A26が陽性であった。
眼の症状が出てから、初めて的確な説明をしてもらえ安心できた。
右眼のテノン嚢注射の予約を3日後に取った。 予約しても1日待つ眼科のため有給は残り5日。
眼・口・皮膚・外陰部の炎症をくり返す―ベーチェット病難病と「いっしょに生きる」ための検査・治療・暮らし方ガイドクリエーター情報なし保健同人社