イチローの言葉
:記者会見
大リーグ年目を新天地フロリダで迎えるイチローが今季への思いを語った。
「新らしいユニホームを着るとテンションが上がる。 その気持ちは、子供の頃から
ずっと変わらない。見てくれる人が、僕のこのユニホーム姿がしっくりとなるような
状況を、早く作りたい」
:「野球小僧」かってこう呼ばれた子供がどこにでもいた。
イチローを見ていると「野球小僧」そのままだ。 野球を楽しくプレーしている。
残念ながら楽しくプレーしている選手はイチロー以外見る事ができない。
:マリナーズ
☆ フロリダマーリンズに入団を決意した理由の一つに、愛着ある背番号『51』
をもらえることもあった?
「僕の本能ですが、ヤンキーズ時代に『31』を付けていたとき、一番最初に書いた
サインは『51』としてしまった。 それぐらい、僕の手は覚えている。
これからは無意識下で、しっかりと『51』と書けるのは、本当にうれしいです」
:たかが背番号、されど背番号でしょうか。
☆ マーリンズでは4番目の外野手、出場機会は保証されていない ☆
「4番目になることは、想定内のこと。アメリカで40歳を超えた野手には、ポジションを与えない。
年齢でカットされる傾向がある。3番目を望むのは、どうなんだろうか。まあ、5番目はつらいけど。
まだ1月の終わりなので、もう少し待ってください」
:若千歯切れが悪いが、現在の自分の立場を理解した言葉、静かな闘志を蓄えて。
:ヤンキース
☆ 昨年10月にヤンキースをFAになってから今回の契約まで約3ケ月。
若手や中堅の契約が決まる中、待つ身だったベテランの心境を、こう語った。
「犬の気持ちを聞いたことがないが、ペットショップで並んでいるかわいい子犬たちが
どんどん売れて、ちょっと大きな成長した犬が残っている状況ですかね。それでも飼って
くれる人がいたら、忠誠を尽くす。そんな感じでした」
:野球選手は[商品]なんですねやはり、それを理解しているから出るこの発言。
「忠誠を尽くす」イチローが言うから重みがある言葉になる。
野球が好きで、「いつまでも野球を続けたい」この気持を忠誠という言葉で表現している。
☆ 41歳。現時点では、現役野手で最年長の大リーガーになる。 ☆
「野球選手として嫌な年齢に来たな、という印象です。ただ、申し訳ないが、25歳でも45歳に
見える人は、たくさんいます。その反対であるようになるため、ちょっとずつ前に進みたいと
思っています」
「まだ平均寿命まで39年ぐらいはある。新しい環境に飛び込むことは、若いうちしかできない。
こういうことに向かっていかないと、(人生の)哲学は生まれてこないと思う。 人間が成熟して
いく段階は、40を超えてから。40を超えて現役でいるのは大切なことだと思う」
:ポジティブ、イチローが言うから説得力も増してくる。
☆ 大リーグ史上29人目の通算3千安打まで、あと156本 ☆
「数字は大切なもの。それがなくては現役はを続けていくことはできないと思うが、
その目標があるという理由だけで、プレーを続けるわけではない。 人がどう思うかは
自由だが、僕自身は、それがすべてだとは思ってはいない」
:記録達成には試合に出る事、出す出さないは監督の判断。
現地メディアの評価は、”マーリンズは最良の選択をしたが、イチローは最悪の選択”と
書いている。 シーズンに入ればこの答えは出るが、勇気ある選択でもあるわけだ。
☆ ファンのためにメッセージを・・・・・ ☆
「自分が一番苦手とすることの一つ。少し考えます」といって約14秒空を見つめてから
「新しいユニホームを着てプレーすることが決まりましたが、これからも応援をお願いします!とは
僕は絶対に言わない」
「応援していただけるような野球選手であるために、自分がやらないといけないことを続けていく。
それをお約束として、メッセージとさせてもらって、よろしいでしょうか」
:決まり文句でインタビューに答えるプロ選手が多い中で、自分の言葉で語るイチローは
間違いなく大リーガーの選手だ。
大リーガー平均年俸が4.5億円、イチローの契約は年俸2.5億円でオプションも含めて
最高にもらっても3.5億円。 この年俸で1年働くことになる。
イチローは”お金じゃないよ、好きな野球がまたできるんだから”と思っているのかもしれない。
守備固めに出てくるだけでも絵になる選手、イチローの元気な姿が見れるだけでも
我々は感謝しなければ・・・・。
未知の時間に挑むイチローを、楽しみな1年が始まる。
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☆ ☆:メディアの質問
「 」:イチローの言葉
:私の独り言
【参考:朝日新聞】
とっても分かりやすく説明してくれてありがとう~。
私も頑張ってほしいと思う一人。
しかしcanさん、行動的ですね!
夫に見習ってほしい。。
あちらこちらに計画立てて、、、、いいなあ~って、思っているのは私だけじゃないはず。
私も夫に頼らず自分の足で動かなくちゃ。