5月16日(月)菰釣山へ行ってきた。
菰釣山:西丹沢のひときわ奥まった山で、山北町と道志村(山梨県)の境にある。
天保12年(1841年)、甲斐と相模の国境争いで、甲斐の平野の名主が、山に菰(こも)
を吊るして立て籠ったために、この名がついたという。
また、戦国時代、武田信玄が小田原攻めのとき、ここに菰を吊るして進軍の合図にしたとの説も。
【出典:日本山岳辞典】
山頂はなだらかな双耳峰で、三角点は山頂から南に下がった所にある。
この付近の稜線上はブナの大木が茂り、避難小屋のあるブナ沢乗越方面から登ってくると、
ブナの向うに富士山と山中湖が印象的だ。 ・・・だそうです。
爺さんは早起き、6:04山手駅発のJRで大船へ ⇒国府津で御殿場線へ乗換え御殿場駅
8:10 富士急バスで旭ヶ丘、さらに山中湖周遊バスで、9:20 石割の湯バス停に
ここからピストンした。 今にも泣きだしそうな空です。
9:20 石割の湯バス停、
「ふじっ湖号」フレンドリーなドライバーさんに山伏峠までお願いしたが・・・
山伏峠バス停までは約3km、若千の登りでした。
道志村へ向かうバスは本数が少なく利用不可でした。
9:55 山伏トンネル、手前は山中湖村、向かい側道志村です。
10:00 登山口(道志村側)
ブナの木が目立ちます。 新緑が”萎える気持ちを奮いたたせてくれた。
10:10 山伏峠、右へ行けば御正体山・石割山です。
10:20 大棚ノ頭、「関東ふれあいの道」に合流です。
雨は降っていませんが、風に揺れた葉からが落ちてきます。
:トリカブト :スギゴケ
今は「端境期」にあたり、初夏の花が準備をしていた。
道は整備されています。
ブナの中に「紅一点」ミツバツツジが咲いている。
10:47 石保土山(1297m)
:笹の花
30年に一度咲くと言われる、「笹の花」が咲いていました。
11:05 西沢の頭~11:20 樅ノ木沢ノ頭~ 11:30 油沢ノ頭
この他にも名のない小さなピークを上って、下り結構きつい稜線歩きです。
林内に発生出るが、主にサクラ、モミ、トウヒなどの木の傍らに群生する。
ヨーロッパでは「モリーユ」と呼ばれ人気のあるキノコ。
生で食べると有毒だとされている為、食べる際は茹でこぼすなどして、
十分に加熱処理を行う必要がある。
11:48 ブナノ丸、菰釣山はあと700m・・・
12:05~12:30 山頂、眺望はこの通り
今日のパートナー達です。
のパンに、マウントレーニアのカフェラテが定番です。
晴れれば富士山が見えるようです(netより転用)
:マイズルソウ
花は「端境期?」スミレとマイズルソウぐらいしかなかった。
この山域にはサンショウバラがあるので期待したが見当たりませんでした。
往路下山、雨は何とか持ってくれました。
14:40 山伏トンネルへ戻ってきた。
道志みち(413号線)ここをトボトボ歩いて石割の湯バス停へ
:クサソテツ(不思議な形をしています)
クサソテツ(草蘇鉄)とは、多年生シダの一種。
別名コゴメ、カンソウ、ガンソウ。若芽はコゴミ(屈)といい山菜のひとつ。
15:15 石割の湯バス停へ、バスは15:50、温泉はパスしました。
*
行程:標高差389m、約17km、約5.5時間
9:20 石割の湯バス停 ⇒9:55 山伏峠バス停 10:10 登山口
⇒10:10 山伏峠 ⇒10:20 大棚ノ頭 ⇒10:47 石保土山
⇒11:30 油沢ノ頭 ⇒11:48 ブナノ丸 ⇒12:05~12:30 菰釣山・昼食
⇒13:00 油沢ノ頭 ⇒13:48 石保土山 ⇒14:10 大棚ノ頭
⇒⇒15:15 石割の湯バス停
夫が描いた白樺の林を思い出してしまいました。
本当に良く足を運ばれていますね。