4月1日から1泊2日で、M旅行主催「角田山・弥彦山(雪割り草を訪ねて)」ツアーへ行ってきました。
7:15 新宿駅を出たバスは関越道を突っ走り、角田山登山口の角田浜に11:00に着いた。
:日本海の大波(海抜3mからの登山)
11:55 登山開始。東京は晴れていたが、現地新潟は荒れ模様、強風が吹き荒れ、
ミゾレや雨が合羽を叩いていた。(前線の通過か?)
:右は日本海
灯台コースを行く、強風にあおられながら尾根を登って行く。
:低山(482m)だがアップダウンのある尾根道
雲の切れ間から日差しも出る、不安定な天候。
:梨の木平から見る灯台コース
13:00梨の木平で休憩、といっても遮るもののない場所、一息入れて先へ進む。
梨の木平を下ると、南側斜面にカタクリの群落、開いている花もあった。
足の置き場もない群落で、「接写」が出来ず、仕上がりも今一つ。
先へ進むと、残雪の中、カタクリが顔を出している、咲くにはもう少し時間が必要だ。
:分岐の標識(m表示)
13:40三望平の分岐へ、ここから山頂まで約分とある。
14:00角田山頂へ、気温は0℃、眺望はない。
14:20 三望平へ下る、雪が深いので滑らないように注意し歩く。
三望平からの下りは雪がない、ドロンコの道、滑れば悲劇だ。
三望平から浦浜コースを下る。
西側の尾根道、雪はなく緑が目立つ、カタクリの群落が、日差しもあり開花している。
反対側の斜面にはユキワリソウが咲いていた。
風が強く、花があおられ、うまく撮れない。
手振れ機能よりも、被写体のブレを修正する機能も欲しいと思った。
16:00 浦浜下山口へ、靴を洗ってバスへ、今日の宿舎ホテル「飛鳥」へ。
:全室オーシャンビュー”サンセット前”
:”魚づくしの夕食”
本日の夕食です、全て魚・魚・魚・・・唯一デザードがメロンでした。
(行程:標高差480m、約7km、約4時間 )
7:15新宿駅 =関越道巻潟東IC =11:20角田浜 ⇒11:55角田浜灯台
⇒13:00梨の木平 ⇒13:40三望平 ⇒14:00~14:20 山頂
⇒14:45三望平 ⇒15:00 浦浜 =ホテル「飛鳥」
*****
4月2日晴れ、今日は弥彦山(634m)へ登る。
8:20バスは弥彦神社へ、さすがにこの時間誰もいない。
宮司さんが、境内を掃き清めていた。開店準備中 といったところか。
”越後一宮”の格は伊達じゃない、立派な神社だ。(背景は弥彦山)
:立派な道標
8:20 弥彦神社でお詣りを済ませ、登山口へ向かう。
今日は単純な一本道のピストン、懸念は雪だけだ。
:お茶屋さん
杉の樹林帯を歩く、お茶屋さんが、店は粗末だが心は暖かった。
この雪で山開きはまだ、今日初めて店を開けたとか、我々を見て喜んでいた。
:五合目から見た山頂
杉林の登って行くと、残雪が道を覆っている。50cmはあろうか?
:です
:東屋から見た下界
9:45中間点にある東屋でアイゼンを付ける。
:積雪は1m以上
登るにつれ、積雪は増えてくる、橋も立場がない?
:オウレン
雪解けの斜面に咲いていた「オウレン」関東では見ない花だ。
期待のユキワリソウはまだ姿を見せない。
:八合目から尾根道へ
10:00ロープウェー駅への分岐となる八合目へ、ここから尾根道を登る。
:奥宮入口の鳥居
10:20奥宮のある山頂へ、鳥居も雪で埋まっている。
:天香語山命
山頂にある奥宮、パラボラアンテナが・・・無粋だ。
西側の俯瞰(右は日本海) 奥が国上山(コクジョウサン)
:多宝山(左奥は角田山)
弥彦山は双耳峰、多宝山の「宝」は銅が出たことによる命名らしい。
:アンテナが林立する弥彦山
山頂で休んでいる地元の人に花の話を聞いた。
山頂から猿ガ馬場へ下れば、雪もないしユキワリソウも”いっぺいこと”咲いてるよと。
しかし、我々はピストン、溜め息が出て、力が抜けた。
10:40下山開始、雪が緩んで、アイゼンも効かない登山道が待っている。
雪解けの斜面まで来た、オウレンを見つけたポイントだ。
ショウジョウバカマが咲いている、登ってくるときは気が付かなかったが。
周囲を注意深くみると、ユキワリソウが一輪咲いている。
足場がよくない、上のほうだ、何とか撮れた。
五合目でアイゼンを外した、見逃した花を求め歩いた。
エンレイソウ・キクザキイチゲが咲いていた。
12:30お茶屋さんで昼食、おかみさんはベンチにダンボールを敷いて待っていてくれた。
しかもコーヒー(もちろんインスタント)付きで。
:座禅草
ユキワリソウは見れなかったという話をしたら、いい情報をくれた。
帰りにお寺に寄って、ユキワリソウを満喫してきた。
艶姿をご覧あれ・・・。
手まりの湯へ寄り、長岡見附ICより関越道に入り、19:10 新宿駅へ戻った。
「天香語山命:あまのかぐやのみこと」 と読む
弥彦神社の主祭神で、越後国開拓の祖神ということらしい。
(行程:標高差600m、約5.5km、約3時間)
8:20弥彦神社 ⇒9:45東屋 ⇒10:20 八合目(尾根道)
⇒(10:20~10:40)山頂 ⇒12:30お茶屋 ⇒13:40バスで手まりの湯へ
⇒16:00 長岡・見附IC ⇒19:10新宿駅
でも、マル秘のお寺とは???(笑)
よくそんなことができましたね笑
それにしてもユキワリソウやオーレン、
なんて可憐なんでしょ
残雪もある山にも春なんですね・・私も
お花に会いに行きたいです。