やっちゃんの叫び

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正しいと信じる…航海士コメント

2010-11-16 18:42:50 | 日記
11月16日(火) 読売新聞 に 
ビデオ映像流出事件の海保職員のコメントが公表された。

 コメント全文

 『私が今回起こした事件により、国民の皆様、関係各位には、多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫(わ)び申し上げます。
海上保安庁の皆様、中でもお世話になった方々や今回の件でご苦労されている方々に対しては、申し訳ない気持ちで一杯です。 

今回私が事件を起こしたのは、政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。ただ広く一人でも多くの人に遠く離れた日本の海で起こっている出来事を見てもらい、一人ひとりが考え判断し、そして行動して欲しかっただけです。

 私は、今回の行動が正しいと信じておりますが、反面、公務員のルールとしては許されないことであったと反省もしております。 

私の心情をご理解いただければ幸いです』




私は、彼の考えや行為を賞賛したい。

何故なら、(コメントで十分解ることだが)

1.そもそも、政府が 多くの国民の要求に応えて、早くビデオを公開しておれば、この事件はおこらなかったはずだ。

いくばくかのちゃんちゃら評論家や骨なし国会議員が、守秘義務だの、法律だのと酷評しているが、事件の本質を全く見ていない論議ばかりしている。

 政府は、オロオロ,自分の首ばかりを気にしているではないか。閣僚たちの、とんちんかんな発言がそれを物語っている。自民党総裁も、浅知恵をのたまった。

2.彼は、一人でそれをやった。更に、その心情と態度が立派である。  

   私利私欲なし。他の繋がりも無し。

  自首したときの発言に、「どんな処罰も受けます」と言っている。

  公務員という立場を自覚した上での、心情の発露であったと思う。

3.彼の心情は、多くの国民の気持ちと海保職員の気持ちと 一つになっていた。
  多くの国民が良しとすることを、為政者がなにもせず、悪に向かっているときは、如何に、公務員であろうとなかろうと、其の行為は良しとしたい。

  彼の行為は、正に、義挙である と言いたい。

    「平成の日本武士」を見た! 思いがする。  

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