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瑞原唯子のひとりごと

鋼の錬金術師・アニメ第49話「扉の向こうへ」



大総統。彼にとって家族というのはなんだろう。単にカムフラージュのためだけの存在なのでしょうか。あたたかい家庭は全部つくりごと? 息子の成長を見ても何も思わなかったのでしょうか。それとも何かを感じていたのでしょうか。

ラースがスロウスに母親を求めていたことからもわかるように、ホムンクルスにも人間らしい感情というものは存在するのですよね。グラトニーがラストを求めるのはどういう感情なんだろう。あの取り乱し方からすると、ラストに精神的に依存していたのは間違いなさそうですが。

ホムンクルスと人間の違いがますますわからなくなります。あれで魂がないなんて言えないですよね。

ジ、ジオフロント? これもホーエンハイムの仕業? すごい力ですね。というか賢者の石の力か。賢者の石に近づきすぎた人間を町ごと抹消したということなのでしょうか。

ダンテは勘違いしているのか。エドとアルがロゼを好きだと。うーん、一歩間違えればウィンリィが連れてこられていたかもしれないですね。ロゼには悪いけれど、ちょっとほっとしてしまいました。あ、ウィンリィでは胸が足りないのかな(オイ)。

しかしロゼはいったいどうしてしまったのでしょうね。魂の抜け殻みたいです。一度エドの名前を呼んでくれましたが、それ以降はまた戻ってしまったみたいです。ロゼの魂はどこかにいってしまったのか、それとも正気を失っているだけか、どっちなんだろう。

ダンテはやはりホーエンハイムに執着していますね。

ダンテの体はだいぶ持ちが悪くなっているようです。400年で10人未満ということは、ひとり平均40年以上のはず。今の身体になってからはまだほんの少ししか時間がたっていないのに、もうだいぶ腐ってきていましたよね。放っておいても、そのうち魂の定着ができなくなってくるように思います。

痛みを与える教訓。それを与えられるのは神様だけ。そして神様を気取っているダンテ。人間が神を気取る傲慢ほど恐ろしいものはありません。

賢者の石を手に入れると等価交換の原則から解放されるといっていますが、それは違うのではないでしょうか。賢者の石それ自体が代価なんですよね。人の命という、とても重い代価なのではないかと思うのです。

等価交換はある一定のルールの範囲内だけで成り立つものだと私は思っています。錬金術とか、お互いが納得した交換とか。お金で物を買うのもそうですね。価値というものは万人に同じというわけではない。どんなに代価を払っても得られないものもある。代価を払わなくても得られるものもある。世の中の原則は等価交換にはなってはいない。その点ではダンテのいうことに賛成です。

世の中は不平等にできている。だからといってひねくれてしまうのは違うのではないかな。世の中の原則に「等価交換」を持ち込むからややこしくなるわけで、もっと単純に考えた方がいいような気がします。手に入れたいものがあるなら努力しよう、大切な人には優しさをあげよう、大事にしよう。報われないこともあるけれど。それだけのことではないでしょうかね。

もっといえば、世の中の原則が等価交換かどうかというのは、どちらでもいいのではないでしょうか。等価交換だと思う人もいれば、そうでないと思う人もいる。だからといって何が変わるわけでもない。その人の気持ちのあり方だけです。

等価交換といっても人それぞれ考え方は違ってきますしね。努力を重ねても国家錬金術師になれなかったとき、ある人は努力という代価を払ったのに国家錬金術師の資格を得られなかったと考える。しかし別の人は努力という代価を払って錬金術に詳しくなれたと考える。どうせなら良い方に考えた方がいいですよね。

ダンテは前者だったのではないでしょうか。等価交換を信じていたのにそのように考えることが重なって、裏切られたように思ってしまったのかなと。もしくは単に自分の力を過信してしまったとか。

ダンテとホーエンハイムのまとめ(かなり記憶があやふやで自信なし)。ふたりは何かの目的のために賢者の石をつくろうとしていた。そのときの事故でふたりは他の人に自分の魂を定着させた。ふたりはともに生きていくつもりだったが、考えの相違から道を違えてしまう。ホーエンハイムは等価交換を世界の原則だと思っていたが、ダンテは等価交換など信じなくなった。なぜなら自分はなんでも得られるから。自分は神にも等しい存在。一方でホーエンハイムは人間が賢者の石に近づくヒントを残す。…なぜ? エドを賢者の石に導くため? エドにダンテを止めてほしかった(もしくは倒してほしかった)のでしょうか。それともエドと賢者の石に密接な関係が?

扉の向こうのエドが良かったです。あれは扉の向こうなのですよね? 雰囲気から察するに400年前っぽいですが。扉の向こうにあるのは真理ではなかったの? わけがわからなくなってきました。

扉の向こうにも「エドワード」が存在していた。そしてそれはホーエンハイムの息子ではないらしい。扉の向こうのエドワードとこちら側のエドワードはどういう関係なのでしょうか。扉の向こうが400年前だとすると…。エドは「エドワード」からつくられた、なんてことはないですよねぇ。老けるホムンクルスがいれば、成長するホムンクルスもありでしょうけど…。

扉の向こうが400年前ではなくて、まったくの別世界だとしたら、またわけがわからなくなってきます。

ところでヒューズさんはいったいどこまで嗅ぎ付けていたのでしょうか? こんなに詳しくわかっていたとは思えない。大総統と秘書がホムンクルスらしいということくらいなのかな。

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