アニメには描かれなかった(と思う)部分で気になったのは、ソロモンの生い立ちからシュヴァリエになった経緯のようなもの。簡単にしか描かれてないけど、なかなか興味深かったです。苦労知らずのおぼっちゃんというわけでもないようですね。末弟だったので、扱いはあんまり良くなかったみたい。
ソロモンの小夜強奪のあたりは、やっぱり恥ずかしいですね(笑)。恥ずかしいセリフがあるのはわかっていたのですが、描写も輪をかけて恥ずかしい。破壊力ありすぎます。なんだこの純粋さ。なんだこの一途さ。かと思えば、妙に色気あったり。恐ろしすぎるぜ、ソロモン!
戦いの最後もアニメとほとんど同じで、展開がわかっているのですが、読んでてちょっとうるっときました。カイがね…!! 成長したよね、ホント。ハジも良かったけど。
ジュリアの子供の父親は、デヴィッドでした。ああ、ほっとしましたー。アニメでは確信がもてなかった(たぶんそうだろうとは思ってたけど)ので、ずっと悶々としてまして…。良かったよ、デヴィッドで。
双子の姉妹の名前は音無奏と音無響。これもアニメでは出てきてない部分ですね。宮城ではなく音無姓で出生届を出したそうで。戸籍的にどうなってるのか、詳しくはわかりませんが。
というわけで、 BLOOD+のノベライズは終わりです。アニメでは描かれなかったことも少しわかったりして、なかなか面白かったです。もう一度、アニメを見てみたくなりました。ノベライズを読む前に途中まで見てたんだよなぁ。続きあたりから見ようっと。
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