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カメラを変身させてみる (前編)

2022年03月30日 | カメラ・写真
現在、使用しているコンパクトデジタルカメラはパナソニックのLUMIX LX9です。2016年発売の製品ですが、盛衰の激しいコンデジの中でいまだに販売されているのは高性能が評価されているということでしょう。確かにレンズの性能は素晴らしいものがあります。

ただし、私には1点だけ不満な点があります。それは、持ちにくいということ。金属ボディのせいだけでなく、小さなボディが私の手には馴染まず掴みにくいのです。ボタンの押し間違いも誘発します。
せっかくの高性能LX9を持ちやすくしたい、と思いながら数年が経ちました。

最近、「張り革キット」(フェイクレザー)というものをカメラに貼ればグリップ性がよくなるらしいと知りました。しかし、LX9用は既に絶版で汎用のキットを加工して貼るより他はありません。
一方、引退後も使用しているニコンのCOOLPIX P330用は入手できました。まずは練習を兼ねてこちらを先にトライしてみることにしました。久しぶりの「工作」です。



革張り施工前のCOOLPIX P330。ツンツルテンに見えますが、このままでもホールド性に何の問題もありません。今回は更なるホールド性の向上と外観上のグレードアップを目指すことにしました。


商品の説明によると、シートは糊付きなのでカメラに沿わせて貼ればいいだけのようです。しかし、ピッタリ合わせるためには神経を使います。先端から末端までピタリと揃わないといけません。息が詰まりそうな作業ですから、体調のよい時のみで限定です(笑)。がんばります。

手順は、以下のようです。
1 作業前に、カメラの接着予定箇所をクリーニングして接着しやすくする。
2 キットの裏紙を剥がして所定の場所に合わせて貼る。
3 必要に応じて、ドライヤーで革(合成)を温めて柔らかくしておき、かつ、接着後も同様にして効果を上げる。



革張りキットを貼る前に合わせ具合をみる。位置関係や作業手順を確認です。

間違いなく施工できるように動画を見て、さらに、作業前にシミュレーションしました。そして、気合を入れてから(笑)、キットの先端をレンズの周りに合わせ慎重に貼って行きました。これを左右2回。

早速、握ってみると、なかなか良い感じです。もともと、オリジナルのままでも何ら問題が無かったカメラですが、さらに持ちやすくなったように感じます。
ところが、しばらく置いておくと、Rや先端部分の革がめくれてきました。こ、これはどうしたことだ、と、急遽、太いドライバーの先を使って圧着させ、そのまま、一晩おくことにしました。

Panasonic/LUMIX LX9


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