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カメラを変身させてみる (後編)

2022年04月01日 | カメラ・写真
(承前)

そして、翌朝。何とも残念な姿を目にすることに…
先端やコーナー部分だけでなく、接着面積が十分なはずの平面部分も大剥がれ!作業が振出しに戻ってしまいました。


まさかのバンザイ状態。前日の努力が水泡に帰しました。


沈思黙考の結果、再度、力の限り押し付け、輪ゴムでぐるぐる巻きにして一晩置きました。しかし、結果は変わらず、またもや剥がれました。諦めるしかないのか。

諦めきれず、最後の手段として考えたのは、
1 市販の接着剤と併用して接着力を増強すること、
2 接着を完全にするために、手力ではなく小型のクランプを使用すること、でした。
幸い、自宅にはボンドがありました。クランプはホームセンターでそれらしいものを数種購入して来ました。

ボンドは革の先端部やコーナーの剥がれやすい部分を中心に塗りました。ボンドが速乾性なので時間との戦いです。
次に、クランプで押し付けて一晩寝かせます。一度にできないので三晩かかりました。


圧着その1 側面の圧着(木片をかまして表面を保護)。意外と扱いが難しく苦戦しました。



圧着その2 ボディ右前面平面部分の圧着と使用した接着剤。


いよいよ、クランプを取り外すときは期待と不安が入り混じります。恐る恐るカメラを手にとってみましたがめくれる様子はありません。一晩おいてもそのままでようやく安心しました。
パーフェクトな仕上がりとまでは言えませんが、ほぼ期待どおりの結果です。


完成写真。クラシカルで落ち着いた雰囲気に変身したCOOLPIX P330。後付けですから革とボディの段差はどうしようもありませんが、あと10年は使いたい!?


もともとグリップ性には問題のなかったボディでしたが、感触が向上しスタイルも一新されました。別のカメラのようになり、個人的には「COOLPIX P330s」とでも呼びたいところです。sはもちろん、specialのsです(笑)。

それはそれとして、この経験をもとにLUMIX LX9にも革張りをすることになります。こちらが本命で、かなり難しい作業となることを覚悟しなければなりません。

Panasonic/LUMIX LX9


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