新しいチェロ教室に通うようになってから基本的技術の修正を迫られることが多くなりました。今まで何をやってきたのかと内心忸怩たる思いと慙愧に堪えない気持ちが交錯するのですが、まあ、それはおいといて(笑)。
最近はa線に対する弓の角度が甘いと毎回のように教育的指導を受けています。各弦に対して弓が直角に当たるようにすることは理解しているつもりですし、そのようにしてきたつもりなのですが、実際はそうなっていなかったのが現実でした。
自宅では鏡を見ながら練習しているのですが、鏡像は分かりにくいものです。私の空間認識も精度が悪いらしく(笑)何度やっても直っていないようです。悪しきスタイルで固まっているからでしょうか。何としてでも、この負のスパイラルから脱出しなければなりません。
それではどうすればよいのかと考えていたとき、偶然、机の上の不要な厚紙に目が留まりました。これを弦の上に立てれば弓の正しい位置を視覚化できるのではないか。それにピッタリ弓を合わせることができればa線問題を解決できるのではないかと閃きました。名付けて「厚紙ライナー」(笑)。早速、開発に取りかかってみました。
行うことはd~C弦に合わせて鋏で厚紙に切れ目を入れるだけです。それをa線と直角になるようにd線以下の弦にはめ込み固定します(あくまでもa線本位で)。これで厚紙が弦の上に自立し、その平面が弓の道になります。
写真のようにa線に弓の先端を当ててみて弓がA、B点で厚紙にぴったり沿っているかどうかを確認します。辛い姿勢ですが、右手をより前に出し、指で弓の角度を調整すると何とか厚紙と一致するようになりました。これがa線に直角に当たる角度でした。以前よりもずっと前方に右手が出ます。その時の右手、右腕の空中位置と姿勢を確認します。鏡に映すか、動画に撮ってみるとなおよいと思います。
次いで、ガイドに沿って弓を動かして各ポイントでの右手、右腕の位置を覚えます。
簡単なようですが、悪癖が身についた身にはかなりの苦行です。これから繰り返して体が覚えるまで練習していかなくてはなりませんね。
なお、厚紙ライナーを付けてa線以外を弾くとミュート代わりになりますが、すぐに振動で外れ、飛びます(笑)。
以前、先弓でa線からうなりが出ていたのですが、弓の角度矯正後はほぼ聞こえなくなりました。うなりは、弦や魂柱の位置が主原因ではなく、文字どおり腕が悪かったからのようです(笑)。う~ん、またひとつ内心忸怩。∎
最近はa線に対する弓の角度が甘いと毎回のように教育的指導を受けています。各弦に対して弓が直角に当たるようにすることは理解しているつもりですし、そのようにしてきたつもりなのですが、実際はそうなっていなかったのが現実でした。
自宅では鏡を見ながら練習しているのですが、鏡像は分かりにくいものです。私の空間認識も精度が悪いらしく(笑)何度やっても直っていないようです。悪しきスタイルで固まっているからでしょうか。何としてでも、この負のスパイラルから脱出しなければなりません。
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それではどうすればよいのかと考えていたとき、偶然、机の上の不要な厚紙に目が留まりました。これを弦の上に立てれば弓の正しい位置を視覚化できるのではないか。それにピッタリ弓を合わせることができればa線問題を解決できるのではないかと閃きました。名付けて「厚紙ライナー」(笑)。早速、開発に取りかかってみました。
それにしてもチープな仕掛けです(笑)。この次は、余ったハガキを利用してみようかな。
iPhone SE/2
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行うことはd~C弦に合わせて鋏で厚紙に切れ目を入れるだけです。それをa線と直角になるようにd線以下の弦にはめ込み固定します(あくまでもa線本位で)。これで厚紙が弦の上に自立し、その平面が弓の道になります。
写真のようにa線に弓の先端を当ててみて弓がA、B点で厚紙にぴったり沿っているかどうかを確認します。辛い姿勢ですが、右手をより前に出し、指で弓の角度を調整すると何とか厚紙と一致するようになりました。これがa線に直角に当たる角度でした。以前よりもずっと前方に右手が出ます。その時の右手、右腕の空中位置と姿勢を確認します。鏡に映すか、動画に撮ってみるとなおよいと思います。
次いで、ガイドに沿って弓を動かして各ポイントでの右手、右腕の位置を覚えます。
簡単なようですが、悪癖が身についた身にはかなりの苦行です。これから繰り返して体が覚えるまで練習していかなくてはなりませんね。
なお、厚紙ライナーを付けてa線以外を弾くとミュート代わりになりますが、すぐに振動で外れ、飛びます(笑)。
以前、先弓でa線からうなりが出ていたのですが、弓の角度矯正後はほぼ聞こえなくなりました。うなりは、弦や魂柱の位置が主原因ではなく、文字どおり腕が悪かったからのようです(笑)。う~ん、またひとつ内心忸怩。∎