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ARIOSOに張り替え

2017年09月17日 | チェロ
もはや恒例となった弦の張替えです。
弦の選択に関しては、音楽団体に入っていないので情報が少なく(多かったとしても、個体毎に相性は千差万別だから条件は変わらないと思う)、いつも思い付きか希望的観測で選んでいるのだが、今回は定年も迫っていることだしと、思い切って背伸びをしてみました。
ラーセンの「マグナコア・アリオーソ」。名前負けしそうな上にあまりに高価なので、とりあえず、新発売の上の2本だけを注文。

張り替える前に現在のクラウンで弾き納めをして耳に記憶させてからチェンジ。アリオーソは蝋で封印された立派な紙袋に入っていて、それを開封すると中にビニール袋入りの弦が入っているという厳重なパッキング。クラウンとは違い最高度の品質保持体制である、というか、面倒くさい(笑)。


ゴールドで訴えかけるアリオーソのデザイン

で、1年ほどお付き合いしたCROWNとお別れ、アリオーソをセットし、チューニング完了。最初だから音がビンビンと響くのはいいとして、『何ということでしょう』、格段に弾きやすいではありませんか。適度に引っかかりがある。音がすぐによく鳴る。嬉しくなって、しばらく暗譜している曲を弾きまくる。とても楽しい。

アリオーソは、今まで選んできた弦の中でも出色と言わなければならないだろう。やっと私の楽器に合った弦に巡り会えたのだと思えます。
しかし、高価なので下の2本も替えるのは難しい(笑)。まあ、今のところ下も同じラーセンのクラウンだから、多少控えめな音になるが悪くはない。このままでいいかも知れないと思っている。いや、思うことにしよう。

兎に角、上2本の弦の選択が成功したのでほっとしています。これで、弦選びが終息するといいなと思います。経済的には心配になりますが(笑)。
これで、連休中の練習に熱が入ります。たとえ下手でも弦が素晴らしいと気持ちがいいものです。ロングトーンやスケールなど苦手な練習もがんばらずにこなせそうです。
ということで、サンマルティーニ(ベルトー)のソナタト長調に再び身を入れています。1、3、2楽章の順に練習を進める計画なのですが、なかなか2楽章に進めません。楽器に合った弦になったことで少しは進捗するかなと期待しています。

LUMIX LX9



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