イスタンブールの人口は約1400万人(東京より多い)、観光には年間800万以上(2011年)
の人たちが訪れます。つまり、どこへ行っても人だらけ。
スルタンアフメットには世界遺産に登録されている歴史地区の中心、アヤソフィア、ブルーモスク、
トプカプ宮殿などがあります。
ブルーモスクには1日5回の礼拝の時があり、私が行った時間帯は礼拝中で見学できませんでした。
公園を挟んで向かい側にあるアヤソフィアから見学することにしました。
アヤソフィアはAD360年、ビザンチン帝国のコンスタンティヌス2世によりキリスト教の聖堂
として建てられました。オスマン帝国が征服した後はイスラム教のモスクとなりました。
直径33m、高さ56mのドームは何度かの地震のため完全な円形ではありませんが、
世界最大級の大きさを誇り、内部も豪華な石材が醸し出す荘厳さに言葉を失いました。
偶像崇拝を禁止するイスラム教の教えに背くということから多くのモザイク画は漆喰で
塗りつぶされていましたが、トルコ共和国時代になってから、大修復で再び姿を現しました。
美しいモザイク画
アヤソフィアの横にある考古学博物館とタイル博物館へ。
イズニック・タイルの貴重なコレクション。
少し早いが先に昼食を取り、ブルーモスクを見学。
ブルーモスクはオスマン帝国が栄華を誇った17世紀に
アフメット1世によって建てられたイスラエル寺院です。
ドーム内のイズニック・タイルとステンドグラスが
あまりにも美しいことからブルー・モスクとよばれるそうです。
次はトプカプ宮殿へ。ブルー・モスクから歩いて5分位です。
15世紀にイスタンブールを征服したメフメット2世が建設し歴代の皇帝の居城として
住んでいました。宝物館には86カラットのダイヤモンドなど宝石類が陳列されていました。
中は撮影禁止だったので写真は撮れませんでした。
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