若い男性チェリストで結成されたQuartet Explloceのデビュー公演を聴きに行ってきました。
Explloceは造語でexplodeとexploreとローチェ(チェロをもじった業界用語)を合わせたそうで
名前通りの枠に収まらない爆発的なアンサンブルでした。
いきなり、バッハの無伴奏パルティータのシャコンヌから始まり、
カサドチェロコンクールで入賞歴がある辻本玲君がソロ、
三人がオケパートを弾いたロココの主題による変奏曲
ポッパーのハンガリアン・ラプソディと完全に
ノックアウトされてしまいました。
四人は端正に弾くタイプ、熱演型とキャラはバラバラですが、
学生時代からの友人というだけあって、弾いているのが楽しくて仕方ない!という感じでした。
これからの成長が楽しみで、どのように進化していくのか是非見続けたいグループです。
是非とも長く演奏活動を続けてほしいです!
フェニックスホールの前から2列目の席だったので、演奏中の表情、息づかい、
辻本玲君の頬っぺブルブルまでよく見えて、視覚的にも楽しませていただきました。
アンコールはフェニックスの後ろの壁を開けて
梅田の夜景をバックにアンダンテ・カンタービレ。もう完全に魂を持っていかれてしまいました。
今回の旗揚げでは6ヶ所で公演されます。
9月の東京公演をもう一度聴きに行きたい・・・
息子と同年代のチェリストたち。世界に羽ばたいて活躍してほしいです。
演奏辻本玲森山涼介(都響)高木慶太(読売日響)市寛也(N響)
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