今年も冬休みは渡欧することにした。
というか、〇〇休みの度にまめに来日しているEであるけれど、クリスマスは欧州ですごすのがあたりまえ・・・みたいなことに。
こちらが辟易してしまうほど「お互い話しあいで理解しあう文化」なのに、なぜかこれだけは暗黙の了解が成り立ってしまっているようなんである。
私は内心、今年のお正月は日本で・・・と思っていた。
ドイツの冬は日照時間が極端に少なく、どんよりとした低い雲に覆われている日がほとんど。
雪ならまだしも、昨年はしとしとと冷たい雨が降るなか、クリスマスマーケットを歩かなければならなかった。
華やかでロマンティックなイメージのドイツのクリスマスマーケットには、一度は行ってみたいと思う人が多いかもしれないけれど、お天気がねえ・・・
だから、もういいか・・・って感じのモードになってたんだけどなあ。
むこうのクリスマスは、日本のお正月のような感じで、家族が集まって、家で飲んだり食べたりしてすごすのが定番のよう。
夏にオーストリアの実家へ行って、すごく居心地がよかったので、また連れて行ってもらうことにした。
ああ、この5か月もの間、どうしてもっとドイツ語勉強してこなかったんだろう!!!
悔やんでもしかたないので、今からでもEにもらった子供用の教科書を毎朝やることにした。
朝ドリル作戦。
Ich bin ein Junge. ぼくは男の子です
Ich bin ein Mädchen. わたしは女の子です
教科書1ページ目の例文。
「いまの時代、こういうこと、言いづらい子もいるんじゃないかなあ」
「そんなこといちいち考えてないで、どんどんやりなよ」
はいはい、そうですね・・・
「子供はこれ1冊やり終わるころには、だいぶ喋れるようになってるよ」
親の海外赴任に付いてきた子どもは、数か月もすると日常会話にさほど困らなくなるという。
子供はそうでしょうよ。
でも、大人はそうはいかない。
まあ、文句言わずに、朝ドリルやります。
「クリスマスはどの家に行っても、あれこれご馳走が出てきて、食べないと失礼にあたるので、そのつもりでね」
体重減らしておかないと、大変なことになる。
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