、あたしが響子と違う方をむいてたら、引き留めて、響子が。響子があたしのことを必要って言って。響子が必要としてくれるなら、あたしはどこにもいかないから。」
しのぶは受け止めようとしている。この独り善がりな感情を。でも、それを受け止めた先に待つのはしのぶにとって不自由そのものではないか。それをわかっててアタシに縛り付けられようとしているのだろうか。
「...いいの?本気で手放さなくなっちゃうよ?」
自分でも少し声のトーンが下がるのを感じた。逃げるなら今のうち、そう暗に伝える。
「いいよ。その代わり、響子も、どこにもいかないで。」
アタシの声と同じ分だけしのぶの声のトーンが下がる。強い言葉の奥、アタシの目を見つめ返してくる。普段と同じ不敵な光に隠れる真意を探る。
「...ふふ」D4DJ 犬寄しのぶ コスプレ衣装
「っ!笑うとこじゃないでしょ...!」
「いや、」
笑みが止まらない。しのぶの瞳ごしに自分の瞳をみているようだった。
不安そうな、怯えるような、それでいてわがままで強引な昏い光。
ねえ。しのぶも怖いの?アタシと離れることが。
「...一緒、か。」
「...悪いかよ。」
「ううん。最高。」
キミじゃなきゃ 、そうやってアタシたちは。
後ろの方で若いねえ、と笑う声が聞こえた。月見山渚 コスプレ衣装
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