脚下照顧(きゃっかしょうご)=照顧却下(しょうこきゃっか)
「脚下」は足元の意。本来の自分、自分自身。
「照顧」は反省し、よく考える、また、よくよく見る意。 「照顧脚下しょうこきゃっか」ともいう。
まず自分の本性をよく見つめよ!という戒めの語で、
他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て、自分のことをよく反省しなさい。と言う意味。
「形は心の現れ」と言いますが、
靴を脱いで揃えましたか?と言う動作一つとっても
乱れた心では靴も揃えられず、そろえたつもりが、曲がっていたりする。
何事も焦らず、一つ一つ心を落ち着かせて行動すれば、おのずとうまくいくもの。
心が落ち着かないのであれば、逆に形から整え、一つ呼吸をおいて身の回りの事から、しっかり整える意識が必要なんですね。
一事が万事! とにかく人は、ひとつのことを見れば、ほかのすべての事がわかってしまうもの。
常にわが身を振り返り、毎日に感謝して過ごすことが基本ですね(^-^)/