「こんにちわッ、テディちゃでス!
さゆうゥ、かくにんッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!上下も確認!)
こんにちは、ネーさです。
左右や上下はもちろん、前後や足元までにまで安全確認して……
ふぅ~、いませんね、アシナガバチは。
さあでは、ホッとしたところで、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― シェイクスピア ――
著者は河合祥一郎(かわい・しょういちろう)さん、2016年6月に発行されました。
『人生劇場の達人』と副題が付されています。
「あはァ! いまがァしーずんッ、なのでスゥ!」
「ぐるるるる!」(←訳:夏だもんね!)
ええ、そうですね。
欧米のシェイクスピア好きな方々にとって、
夏といえば
『夏の夜の夢』が野外劇場で上演されるシーズン!
であると申せましょうか。
とはいえ、
シェイクスピアさんの研究家として名高い著者・河合さんは、
この御本では
『夏の夜の夢』だけにフォーカスすることなく、
シェイクスピアさんの全体像を
追ってゆきます。
「しぇいくすぴあァおじさんッ、なぞがァおおいィのでス!」
「がるるる!」(←訳:謎だらけ!)
この御本では、前半部分の殆どが
シェイクスピアさんの“伝記”に充てられています。
現在判明している限りの、
シェイクスピアさんの人生を占めているのは、
とてもたくさんの
《?》。
劇作家を志した理由は?
青年時代の空白期には、どこで何をしていた?
引退の本当の理由は……?
「せかいじゅうのォけんきゅうしゃさんがァ、さがしてまスゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:謎の答えを!)
御本の後半では、
シェイクスピアさんの作品中に登場する様々なキャラクターたち、
悲劇と喜劇それぞれの特徴や傾向、
全作品を貫く理念に関する“評論”が中心となっています。
私ネーさ、読んでいて、
なぁるほど、と感心させられたのは、
イプセンさんの『人形の家』冒頭と、
グローブ座の舞台を比較した部分でした。
背景の調度品や小道具まで、
イプセンさん自身が細かく指定している『人形の家』。
他方、シェイクスピアさんの作品が上演された
ロンドンのグローブ座は、
凝った背景を組み立てにくい、
解放された空間になっている……
これを、同じ《戯曲》のジャンルに入れていいのかしら?
なんだか、まるで別の種類の“アート”を見せられているような、
不思議な心地になってきました。
「しぇいくすぴあァおじさんはァ~」
「がっるるぐる!」(←訳:やっぱり特別!)
初演時の『夏の夜の夢』も、
400年前の観客さんに、
不思議なお芝居だなぁこれ!
と首を傾げさせたり、
でも面白いや!
と笑わせたりしたのでしょうか。
女王さまや、貴族さんたちは、
シェイクスピアさんのことを、
変人と思っていたのか、
それとも真の才人と考えていたのか――
「てんさいィさんでス!」
「ぐるるる!」(←訳:本物のね!)
好奇心と想像力がみしみしっと刺激される
シェイクスピアさん研究入門書は、
演劇ファンの方々に、
そして歴史好きな活字マニアさんにおすすめです。
エアコンの効いた涼しいお部屋から
400年前のロンドンへのタイムトリップを、
皆さまも、ぜひ♪
さゆうゥ、かくにんッ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!上下も確認!)
こんにちは、ネーさです。
左右や上下はもちろん、前後や足元までにまで安全確認して……
ふぅ~、いませんね、アシナガバチは。
さあでは、ホッとしたところで、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― シェイクスピア ――
著者は河合祥一郎(かわい・しょういちろう)さん、2016年6月に発行されました。
『人生劇場の達人』と副題が付されています。
「あはァ! いまがァしーずんッ、なのでスゥ!」
「ぐるるるる!」(←訳:夏だもんね!)
ええ、そうですね。
欧米のシェイクスピア好きな方々にとって、
夏といえば
『夏の夜の夢』が野外劇場で上演されるシーズン!
であると申せましょうか。
とはいえ、
シェイクスピアさんの研究家として名高い著者・河合さんは、
この御本では
『夏の夜の夢』だけにフォーカスすることなく、
シェイクスピアさんの全体像を
追ってゆきます。
「しぇいくすぴあァおじさんッ、なぞがァおおいィのでス!」
「がるるる!」(←訳:謎だらけ!)
この御本では、前半部分の殆どが
シェイクスピアさんの“伝記”に充てられています。
現在判明している限りの、
シェイクスピアさんの人生を占めているのは、
とてもたくさんの
《?》。
劇作家を志した理由は?
青年時代の空白期には、どこで何をしていた?
引退の本当の理由は……?
「せかいじゅうのォけんきゅうしゃさんがァ、さがしてまスゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:謎の答えを!)
御本の後半では、
シェイクスピアさんの作品中に登場する様々なキャラクターたち、
悲劇と喜劇それぞれの特徴や傾向、
全作品を貫く理念に関する“評論”が中心となっています。
私ネーさ、読んでいて、
なぁるほど、と感心させられたのは、
イプセンさんの『人形の家』冒頭と、
グローブ座の舞台を比較した部分でした。
背景の調度品や小道具まで、
イプセンさん自身が細かく指定している『人形の家』。
他方、シェイクスピアさんの作品が上演された
ロンドンのグローブ座は、
凝った背景を組み立てにくい、
解放された空間になっている……
これを、同じ《戯曲》のジャンルに入れていいのかしら?
なんだか、まるで別の種類の“アート”を見せられているような、
不思議な心地になってきました。
「しぇいくすぴあァおじさんはァ~」
「がっるるぐる!」(←訳:やっぱり特別!)
初演時の『夏の夜の夢』も、
400年前の観客さんに、
不思議なお芝居だなぁこれ!
と首を傾げさせたり、
でも面白いや!
と笑わせたりしたのでしょうか。
女王さまや、貴族さんたちは、
シェイクスピアさんのことを、
変人と思っていたのか、
それとも真の才人と考えていたのか――
「てんさいィさんでス!」
「ぐるるる!」(←訳:本物のね!)
好奇心と想像力がみしみしっと刺激される
シェイクスピアさん研究入門書は、
演劇ファンの方々に、
そして歴史好きな活字マニアさんにおすすめです。
エアコンの効いた涼しいお部屋から
400年前のロンドンへのタイムトリップを、
皆さまも、ぜひ♪
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