ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「イタリア・オペラ名曲コンサート」@東京芸術劇場

2013-08-27 14:00:00 | クラシック

いきなりですが、日伊コンコルソという声楽のコンクールがありまして。
その入賞者の発表コンサートに、
いつもお世話になっている樋口先生がゲスト出演されるということで、
声楽友達と一緒に行ってきました。

どういうお客さんがどれだけ来るのかと思っていたのですが、
客席はかなりの満席(日本語おかしい)。
年配の方が多いですかね。
あと、あまりクラシック慣れしてない方も多い感じでした。
(演奏終わったと同時に、派手に荷物を落としてる人いたり・・・)

一幕は、入賞者3名の歌。
どういうコンクールか全く知らなかったのですが、
声域で分けないんですね!
男女も全く関係なく、1~3位を決めるコンクールのようです。
歴代の優勝者を見ても、ソプラノが多いですね、やっぱり。
その中で、これまたお世話になっている谷先生がバリトンで優勝されていて、
おおー、と。
かなり、レアです。

てっきり、1~3位の順で登場してくるものだとばかり思っていて、
最初の方の歌を聴いて、
上手いけど・・・細いな、と。
続いて登場された方の方が、声が太くていいと思うんだけど・・・。
やっぱり見た目重視なのか?とか考えつつ聴いていて、
最後に登場してきた方が別格で上手くて、
え?どう考えてもこの人の方が・・・と
改めてプログラムを見直して、
3~1位の順で登場してきたことを知りました
納得。

2・3位の方はこれが初コンクール?な感じでしたが、
1位の山口安紀子さんは留学もされていて、
コンクールも色々出場されていらして、別格な感じでしたね。
今後が楽しみです。

2幕はゲストによるコンサート。
メインは中丸三千繪さんで、樋口先生はデュエットのみでのご出演でした。
1曲くらい、ソロ歌って欲しかったなぁ。。。

中丸さんの歌をお聴きするのは初めてでしたが、
技術的にはさすがですねー。
ただ、選曲が。。。
柳の歌はやっぱりよく分からない曲ですね。
そしてシチリア島の夕べは、体力的にきつそうで・・・
あと、高音が上がりきってないところもチラホラと・・・。
プッチーニが一番合ってらしたように思います。

樋口先生は椿姫のデュエットを2曲歌われてましたが、
緊張されていたのか何なのか・・・
ガッチガチでしたよ
あ、もちろん歌は全く問題なかったんですけどね。
表情が、ガッチガチ
いつも(かどうかは知りませんが)の、客席を見て微笑むゆとりは無さそうでした。
来年の春の発表会でデュエットさせていただく予定の曲だったので、
勉強になりました~。

アンコールも中丸さんメインの曲(トゥーランドットの曲ですね)で、
樋口さんは袖からちょこっと歌うのみ。
この扱いの差は・・・
そんなものなのでしょうか?

最後、全員で乾杯の歌を歌ったのですが、
個人的には1位の方の声の方が好きかもよ
ストレートで伸びのある声でした。

芸劇のオペラシアターは久しぶりだったのですが、
あれだけのキャパのホールなんだから、
エスカレーターだけじゃなくて階段も使わせてくれればいいのにー、などと。
もんのすごい混雑で、エスカレーターに乗るまでに相当時間がかかりましたよ。
階段で怪我でもされたら困る、ということなのでしょうか。

ともあれ、色々と勉強になったコンサートでした~。
教会コンサートも近いし、体調整えないとです!
あ、来月、教会でコンサートやります。

9月11日 18時半開演
於 東京カテドラル聖マリア大聖堂

ゲストは何と、あの江原啓之さん。
お久しぶりです、江原さん。
ファンの方の問い合わせも多いようで、楽しみですね~。

以上、こっそり宣伝でした

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