池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

Sapa(カットカット村編)

2012-09-03 18:14:24 | ベトナム生活あらかると
9月2日はベトナムの独立記念日で、本日はその振替休日、今年最後の祝日で週末三連休です。

そこで、Sapa(サパ)へ行くことにしました。

Sapaはハノイから北西、中国との国境、Lao Cai(ラオカイ)省の町。

モン族、ザオ族などの少数民族が暮らし、美しい棚田が有名です。

寝台列車で行くのが普通で、夜に出発、約9時間後の早朝にラオカイ駅に到着し、そこから車かバスです。

# 一見、やたら遠そうですが、ハノイから240km。もし新幹線があれば、9時間も乗らず、1時間半で着くのですがね^^;

さて、金曜夜にハノイ駅を出発です。

# 北へ向かうので、大通りに面した、ロッテリアのあるハノイA駅ではなく、裏手のハノイB駅です。さしずめ、かつては東北への玄関、上野駅と、大阪への東京駅でしょうか。どちらも旅情溢れる駅で、好きです。



旅行会社に7:30に集合するも、渡されたチケットの出発時間は9:50。人でごった返すハノイB駅で、夕飯(屋台のテイクアウト)を食べて出発時間を待ちます。

# せめて9:00頃に駅集合なら、アパートからも近いし、大慌てで会社を出る必要なかったのに、、、と、やや不満。そもそも旅程表には、時間が一切書かれていないんですよね。まあ、書かれてあっても、社員旅行の時のように、その通りいくはずがないですからね^^;

出発時間が近くなり、ホームに出て寝台車へ乗り込みます。


いくつかのランクがあります。三段ベットの6人部屋、二段ベットの4人部屋、ツインの部屋、豪華客室のヴィクトリア(豪華ホテルとセット)。寝台ではなく、リクライニングの車両、硬い椅子の車両もあります。

我々は、四人部屋です。ツアーとしては、一番お安く、ツアー代金は、ヴィクトリアの半分なのですが、思ったより小奇麗で快適。”寝台列車の旅”的な風情も十分です。


ずいぶん揺れるので、寝ているのか起きているのか分からないまま、9時間が過ぎ、土曜日の早朝、7:00過ぎのラオカイ駅に到着です。

# 時刻表では、6:15到着でしたが、利用した事のある人に聞いても、いつもそれくらいか、もっと遅れるようです。時刻表を修正するという考えはないのでしょうかね。まあ、誰も気にしていないでしょうけど。

ラオカイの町は、どしゃぶりの雨でした。。。トレッキングとか、どうなってしまうのだろう、、、


と心配しましたが、朝方は降るものらしく、すし詰めのワゴン(私は、助手席に二人で座らされ)で、サパの町に向かう途中に雨は上がってくれました。

宿泊したのは、Holiday Sapaなるホテル。ロゴが、Holiday Innっぽいが、、、


ちなみに、写真のロビー階は、5階にあたります。なぜなら、

ホテルは山の斜面に建っており、テラスから、サパの山並みを望むことができます。従って、出入り口が上にあるんですね。


ホテルのテラスからの眺めです♪


朝食を摂って、フロントに訊ねても、いつ出発するかわからない、だらだらした時間を過ごしていましたが、10:00頃にようやく”トレッキング”に出発です。

でも、この”トレッキング”って、山の尾根や渓谷、あるいは田圃の畦道を歩くのかと思いきや、ホテルから行き先のCat Cat(カットカット)村まで、舗装道路を歩いていく、ことでした。

ホテルを十数人で出発しましたが、誰もが同じようなことを考えていたらしく、「どこで車に乗るんだ?」のような事をぶつぶつ囁いていましたが、後ろの方をだらだら付いてくるガイド(ガイドしろよ)に視線をむけるも、そのまま歩けのようなジェスチャーをするので、皆、なんとなく理解。。。

カットカット村の入口に到着。


滝があるらしく、そこへ向けて”トレッキング”のようです。


途中途中の棚田の景色は素敵です。後、ひと月もすると、黄色く変わって、それもまた綺麗でしょうね。




土産物を商う小屋も並びますが、近所(ホアンキエム湖)で売っているものも多く、、、




水牛の親子(右が子牛、念のため)


小一時間程、ずーっと下りで滝に到着。


マイナスイオンを浴びて、気持ちが良いものの、帰路は、ずーっと登りかと思うと気力が萎えます。

モン族の方が踊りを披露してくれる小屋がありました。

傘を使って、華やかです♪


僕は、中央の娘がタイプだなぁ^^;






同じ黒を基調にした民族衣装ですが、デザインは異なります。違う民族なのでしょうかね。


バンブーダンス♪




ラオカイから車で山道を登ってくるとき、これらの民族衣装を着た人たち(鍬や荷物を背負ったり)とずいぶんすれ違いました。観光客向けではなく、本当に、普段の生活で着ている服なんですよね。ただ、なんか草臥れた感じがありました。

しかし、年配の方々が着ているのとは違って、若い娘さんだと、華やかでいいですね^^;

踊りを堪能し、”トレッキング”再開です。往きとは違う道で、こちらは少し”トレッキング”っぽかったです。往きにも通ったアスファルトの道路までは。





カメラの被写体として、大人気でしたね、この子供は。


帰路のルートの方が、棚田を見る角度がいいですね。










さて、サパの町に戻ります。下りもツライが、登りもツライ、、、早くビールが飲みた~い、という事で、一旦区切って、<サパ編>に続きます。(長くなったので^^;)

おまけ写真。ベーコン用とかに、干してある肉は見たことあるけど、そのまんま吊るされているのを見るのは初。

現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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