実家の母が亡くなって4年が経ちました。
12月3日は命日。
夜には旦那さんと娘と3人でお経をあげようね、と、仕事終わりに実家に集合と決めました。
土曜だから、母の弟妹さんたちがお参りに来られるのは日曜日だろうと勝手に判断したのが、そもそものつまずき。
金曜日、仏壇とお墓用のお花をいつもお世話になっているお花屋さんに注文しようと、朝から何度も電話をかけたのですがお留守。
土曜の朝イチでお花を取りに行く段取りだったので、夕方が近づくにつれと焦る焦る。
もっと早くに予約しておけばいいのに、こんなところで学生時代からの一夜漬け癖が。。。。
結局、連絡がついたのが土曜の9時頃。
聞けば、金曜はフラワーアレンジメントの教室日だったとか。。。
しかも午前中は配達があるとのこと。
仕方ないので午後1時過ぎに取りに行くことに。
午前中は洗濯でもするかー、と洗面所でゴソゴソしていると。
「おはよー」!!!!!おっおじさんの声がー
お花も枯れ枯れ、掃除もサッパリな仏間に案内しながら、
「いやー、てっきり日曜に来てやと思って、まだ何もしてーへんのやわあ」
必要以上に豪快に笑う私。。。。。
「ほんでも命日は今日やでなあ」
はい。その通りでございます。。。
まあ、こんな大恥はいつものことでございまして。
終わったことは仕方ない。
さて、午後にお花を受取りに行き、仏壇とお墓にお花も活けたし。。。
やれやれと思った夕方
「こんばんはー」!!!!!今度はおばさん夫婦がやってきましたー
いつも婚家の方へ夕食を作りに行くので、私が出かけるまでに行かねばと、仕事終わりにかけつけて下さったそうで。
仏間と続きの和室の方は、掃除も片付けもしていたんだけど、まだLDKの方は☓☓☓で
すみませんねぇ、不出来な姪っ子で。。。
またも「いやー、てっきり日曜に・・・」のセリフで苦笑いすると
「それでも命日の内に来さしてもらおと思って」。。。。
ほんとにね、命日って大事ですのよ。
その夜、数々の失態にガックリしながら親子3人でお経をあげたのですが、赤ちゃんの頃からしょっちゅう実家に来て、その度、母とお経をあげていた娘の読経の素晴らしいこと!
娘である私の失態を苦い顔で見ていただろう亡き母も、この孫には頬をゆるめてくれたことでしょう。