本日、滋賀県大津にて新日本スポーツ連盟 びわこテクテククラブ様主催の研修会にて講演をさせていただきました。
ご参加いただきました皆様、御清聴ありがとうございました。
お題は 「スポーツにおける怪我の予防とトレーニング」です。
「運動は 両刃の剣」とも言われまして、程よく行うと身体に良く、やりすぎると…または 方法を間違えば、身体を壊すこともあります。
ルーさん(ドイツの発生学者1850~1924年)は このように唱えました。
「身体(筋肉)の機能は 適度に使うと発達し、使わなければ萎縮(退化)し、過度に使えば障害を起こす」
これをルーの法則と呼び、運動生理学の大原則となり、運動指導者なら知らない人はいないでしょう。
ルーさんは スポーツをしたか?しなかったかは わかりませんが、この時代の76歳は 相当な長寿です。
ルーさんは 自ら人体実験をされたのではないかと思います。
私も 「スポーツにおける怪我の予防とトレーニング」は 自らの実体験であるところですから、お話しやすいのです。
スポーツの功罪、スポーツ効果とスポーツ障害の両方を体験していますから。
中学高校時代、何も分からぬまま、身体を粉にしてバレーボールを毎日ハードに行なっていました。
お陰様で、肉体的にも精神的にも頑丈になり、その頃の友人、監督との思い出は一生の宝です。
その反面、足、膝、腰、肘と様々な怪我も経験しました。
しかし、その痛みも今となっては ケガがあったからこそ、リハビリも学び、実践できたので、ありがたいな~と感謝しています。
私のレントゲン写真とトレーニング内容も、しっかりスライドにして利用しています。
しかし、昔と違って、今は 情報が豊富でスポーツ医学が発達していますので、その情報をキャッチしていただき、怪我や痛みを予防していただきたいですし、
既に障害がある方も運動を味方に付けて、身体を良い状態にして、スポーツや生活を楽しんでいただければいいな~という想いを込めて、日頃の病院や健康体操教室での臨床経験をフルに生かして、講演活動をおこなっています。
次の日曜日は 兵庫県健康財団にて健康運動指導士登録更新講習会にて講義をさせていただきます。
http://www.kenkozaidan.or.jp/haken/haken3.html
対象となる方は 健康運動指導士、健康運動実践指導者の資格を有する者及び健康づくりの運動指導に携わる指導者(保健師、管理栄養士、健康づくり運動指導者等)の方。
お題は 講義 「姿勢とロコモ 介護予防」 実技「ロコモ・介護予防のためのリズム体操」です。
これからの先生のますますのご活躍をお祈りしています。
これからのフィットネスライフにお役立ていただけることが有りましたら、幸いです。
ぜひストレッチを継続してくださいね。
ルーさんもストレッチをしていたか?どうだか?わかりませんが、きっと身体が良い変化を起こします。