この秋、某短期大学でヨーロッパのお菓子について不定期に講義をさせていただいています。
毎回ドキドキを楽しみながら講義させていただいているのですが、先日、先生のびっくりなリクエストで「野草料理」の調理実習をさせていただきました。
野草、山菜というと「春」のイメージですが、野草のプロ、バカボンさんこと福永さんによると秋は、野草、木の実、キノコや花も一年中で一番豊富だとか。
そこで「秋の山里のガーデンパーティー」をイメージした野草料理とテーブルセッティングの実習を先日させていただきました。
メニューはお料理6種類&野草×日本茶ドリンク3種類、ハーブウォーターを用意しました。
鶏モモ肉とりんごのロースト・クロモジとジュニパーベリー(ネズ)の香り
野草のリースサラダ
生徒さんたちはひとり一皿、オンリーワンの自分のリースサラダを完成させてくれました(*^^*)
どんぐり(シイの実)ご飯のおにぎり
お茶の佃煮
タネツケバナとツナの和風パスタ
焙じ茶と柿のパウンドケーキ
冷凍柿とライムのマリネ トロリチーズクリーム添え
主に生で食べられる野草とかんたんな調理で美味しく食べられる野草、花
秋の豊かな木の実、香りづけのクロモジやジュニパーベリー
紅葉した木の葉たち。
葉っぱや花を実際に食べて・・・
すっぱ~い!苦い~!美味しい~!などなど(笑)
味や食感を確かめて選ぶのも大切なこと
すばらしい野草の調達をお引き受けくださった野草のプロ、バカボンさんこと福永さんに感謝!感謝!感謝!
雑草という名前の植物はない・・ひとつひとつちゃんと名前があり、よく知ればそれが生活の役にたつ「野草」と呼ばれる植物になること
実は身の回りには食べられる植物がたくさんあり、知識を持って取り入れると普段の食卓がグっと豊かで楽しいということをわたしもこの1年ほどかけてしりました。
この経験が若い生徒さんたちの楽しい経験につながればいいな(*^^*)
「まるでジブリの世界みたい!」といってくれた生徒さんたち。
試食の時間もゆっくりと楽しんでくれてうれしかったです。
こんな大きくて立派な調理室での実習に全く不慣れなわたし
至らないことも多かったわたしを目いっぱいアシストしてくださった先生方。
ありがとうございました。
楽しく、貴重な経験させていただけて幸せです。
12月はまたヨーロッパのお菓子について、様々な要素で楽しんでいただける講義ができるようがんばります。
よろしくお願いいたします\(^o^)/