リンゴ、もちろん旬は秋ですが、やっぱり食べたいアップルパイ♪
でも今日のパイはいつものパイとはちょっと違うよ♪アップルパイ♪
はい!これな~んだ?
のっかっているのはフィーユタージュ(パイ生地)をしっかり抑えながら焼いたもの。
リンゴ好きの方はもちろんお分かりですね♪
ではご準備はよろしいですか?一緒に正解を・・・せ~のっ
タルトタタン☆愛しのリンゴをこれでもかというほど食すお菓子
直径22センチの大きなタルトタタン。
HAPPY BIRTHDAY!広島のMさま♪
広島のMさまはChemin♪の特製の「ぐりとぐらのアップルパイ」を最初にオーダーしてくださったリンゴ大好きの偉大なお方です。
ついに今回は「リンゴをこれでもか!?というほど詰め込んだタルトタタン」のオーダーを頂きお作りしました。
タルトタタンはもちろん本場フランス、パリでも人気のお菓子です。
が、ラモット・ブーブロンという小さな町のホテル・タタンを経営するタタン姉妹によって偶然生み出されたというお菓子だそうです。
キャラメル色に輝くリンゴ。
ジューシィなリンゴは中までしっかりとキャラメルがしみこんでいます。
これで結構大き目のリンゴが9個詰まっています。
一番最初の写真のようにリンゴを型の中に詰め込んで上から底になる生地をのせて焼き、ひっくり返して仕上げます。
とても有名なお菓子なのですが・・・
実はChemin♪さん、今までこのお菓子に対して魅力を感じていませんでした。
白状しますが今まで食べた記憶もなく、もちろん作ったこともありません。
作り方もさまざまあるのですが、とにかくラモット・ブーヴロンだけでなく世界中であまりに愛されているお菓子なので、いい加減なものは決して作れません。
一大決心をして、いろいろなレシピを参考にしながら
材料のリンゴの選択に始まり、レシピ、手順、使う型、仕上げまで迷いつつ。
上の写真は小さな型で焼いた試作品です。
試作をして、タルトタタンを食べたことがある人に味見をしていただき・・・
一番参考にさせていただいたのは「スイーツ王国」という本にのっていた「パティスリー・ル・ポミエ」のフレデリック・マドレーヌシェフのレシピです。
リンゴはフルーツいわさきさんに相談して、今回は「サンふじ」と香りのよい緑のりんご「王林」の二種類をチョイス。
そこに少し自分らしさを加えましたが、基本的には「リンゴとキャラメルのおいしさ」でシンプルに勝負。
たくさんの方々の力を貸していただいてお作りすることができました。
もちろん自分でも試食しました。
今までタルトタタンの魅力に気が付かなかった自分を大いに反省。
自分で言うのも何ですが、すごく美味しかったです。
りんごの存在感がしっかりとあるけれどふんわりとした果肉の中までしみこんだキャラメルが口の中に広がります。
お子様方も大学生になられご家族全員がそろうのが日常ではなくなってしまわれた現在のMさまご一家、久しぶりに全員で召し上がってくださいました。
喜んでいただき私もうれしいです。
Mさま、オーダーありがとうございました。
タルトタタンびっくりする位のリンゴリンゴ、大感激です。
城壁の様に積み重なった芸術品!とっても美味しかったです。
また来年もよろしくお願いします。
一年かけてリクエスト考えます。
タルトタタン、お気に召して本当によかったです!
ブログにも書きましたが2年位前から「タルトタタン」のオーダーが来たらどうしようかなぁ~と思っていましたので、無事にお作りできてうれしいです。
「城壁」・・・たしかに石が積み重なったようにみえますね~!
Mさまご夫婦は詩人です♪
来年のオーダーも楽しみお待ちしています。
ありがとうございました。