桜の蕾ははまだ固い感じですが、1週間もすると景色が一変するんでしょうね!
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Skin Care School 週刊発行
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│淳│子│先│生│の│お│肌│の│学│校│
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□ 3月20日 vol.0680
O ○ ◯ junko-sensei@ohadanogakko.com ◯ ○ O
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編集・発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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3月のCONTENTS
6日発行済み≫季節のお手入れー紫外線対策ー
13日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
20日発行 ≫豆知識ーストレスー
27日発行予定≫季節のトラブル
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≪豆知識ーストレスー≫
良い天気が続いています。来週からまた寒くなるようですが、コートなしの気分は久しぶりのいい感覚でした。と思っておりましたら、夕方から移動した大阪は大雨…。なんだか残念な気分でした。そして花粉アレルギーもかなりなようで、花粉対策グッズの売り上げがアップしているようです。やはり今年は昨年に比べて255%の予想が出ていますので、マスクやメガネ、更には衣服をしっかり叩いてから家に入るなど注意が必要のようです。さて3月も終盤に近づき、寒暖の差が激しい日が多くなります。そこでここでも何度かお話ししている、心と体、そしてお肌にも関係の深いストレスについて復習してみましょう。
“風邪は万病の元”という諺があります。これは、風邪は誰でもひくもので軽く見られがちですが、侮っていると大病の原因にもなりうるので気を付けましょう!ということですね!これと同じように、現代では“ストレスは万病の元”と考えてよいほど我々には関係深い問題になってきています。昔の諺は、栄養面、生活水準や薬など色々な面からの言い伝えなのですが、私たちの身近で、しかも気づきにくいストレスを放っておいては絶対ダメ!ということになるのです。ストレスとは、生物学的には“何らかの刺激によって生体に生じた歪の状態を意味ししている”とウィキペディアにはあります。ブリタニカ大百科事典には“刺激により引き起こされる非特異的な生体反応、生体に加わる力をストレッサ―、それによって起こる生体の反応をストレスという”と書いてあります。自分の自覚があまりなく反応しているというのは理解できますね!私は長い間肌トラブルのアドバイスをさせていただいていますが、40代以上の方には、トラブルそのものではなく、人相や肌色にその方の生活やものの考え方などが出ていると感じています。たとえ80歳であっても美人さんはたくさん居られます。それは若い時の見た目ではなく、内面充実度および外面充実度のバランスとでもいいましょうか、一言でいうと“幸せ度が出ている”と美人さんになっていきます。
“慢性疲労症候群”という病名を耳にしたことがありますでしょうか?この病気は1980年代に米国で報告されたもので、原因不明の強い全身倦怠感、微熱、リンパ節の腫脹、頭痛、脱力感や思考力の低下、抑うつなど精神神経症状などを発症します。原因は不明という説や脳の炎症という説、色々あるのですが、免疫学の権威安保先生は低体温に原因があると言われています。確かに先進国、日本、米国、ヨーロッパで急増している病気で、うつ病といわれている人たちの中にもこの慢性疲労症候群の方が実は多く、対処法も現在は難しいとされているわけですから、免疫力をアップする努力でストレスから解放されるのであれば本当によかったと思えるでしょう!私はあまり勉強熱心ではないので、自分の好きなタイプの先生の本しか読みませんが安保先生のおっしゃることはよくわかります。ストレスは自分では感じにくいもの!ストレスを感じている人はストレスが原因のトラブルを逆に感じづらく、根本的にはストレスを解消している人が多いようです。
それではストレスを溜めこみやすいタイプの特徴を挙げてみましょう。
1)仕事のことをずっと考えているタイプ
2)何事においても完璧にやりたいタイプ
3)自己分析、自己批判を繰り返すタイプ
4)人にノーと言えないタイプ
5)話し合うことが苦手なタイプ
このようなタイプの方は要注意ということになります。そして体温が36.4℃未満の人は最もストレスに対して弱い体質ということになります。
さて、ストレスに対応していくためには自律神経のコントロールがとても大切です。仕事や学校などが終わり自宅に帰ってから後は、頭を切り替える努力をしてみましょう。働き、活発に思考する交感神経とリラックスする副交感神経の切り替えが上手にできるスイッチを作りましょう。そのためには、よく笑うこと!楽しい!と感じることが大切です。男性と女性を比べてみると、年齢が上になってくると特に男性は表情があまりなくなってきます。これはとてもいけないことで、常にリラックスさせるためには笑う!楽しむ!が最も重要です。そして次に何をして楽しもうかと計画を立てること!誰かに誘われたら“楽しそう、行きたい”と思うことが大切です。そんなとき“もし何かあったらどうしよう””行けなくなったらどうしよう”等と、後ろ向きに考えてしまうことはストレスが入りやすい状態、またはタイプと考えてください。そして何事も自然に改善する努力が大切です。まずはウォーキング!ほんの15分で良いので毎日歩いてみましょう。身体を動かすことはとても大切ですのでストレッチでも良いですし、スイミングも良いでしょう。そして食事はよく噛んで、日本人の体質に合った食事を摂るように心がけ、味噌汁を毎日いただくようにしましょう。そしてもうひとつ、冷たいものは夕方から夜は避けてください。体温36.4℃が目標ですのでここは守りましょう。それから気を付ける努力の必要なものとして“甘いものを控える!”これも大切ですね!安保先生の説によると、すぐにエネルギーに変わる甘いものは「甘いものを食べる→動かない→筋力が衰える→低体温→慢性疲労症候群になりやすくなりエネルギーが必要→甘いものを食べる」という悪いサイクルを作ってしまうようで、せめてジュース、コーラ、スナック菓子はやめましょう。そして現代における陥りやすい部分のひとつ、人とのコミュニケーションというところでは、携帯電話やPCなどの電磁波も忘れてはならないストレス要因なので、リラックスタイムでの使用は避けた方が良いと思います。これから気候も良くなりますので気分も新たに上手なリラックス法でストレスから身体を守っていきましょうね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
<ご意見ご相談、ご質問はメールで junko-sensei@ohadanogakko.com>
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