Chiakiの徒然日記

住民コード

今日、住基ネットのコード番号が届いた。
父、母、私とそれぞれに番号が振ってある。なんとも無機質な感じがする。
「そのうち、名前でなくて番号で呼ばれる日が来るかもね」なんて母と話していたが、これが冗談で終われるように祈るばかりだ。
11桁の番号なんてそうそう覚えられるものじゃないから、どこかにメモしておかなければならないのだろうか?
携帯電話も11桁だが、090は共通だから覚える必要ないもんね。結局は8桁だけでいいわけだし。

この番号で思い出したのが、中学のときに演劇部で上演した「ミラボロリン」という劇だった。
かいつまんであらすじを説明すると、現代の中学生が、
誤配されてしまったミラボロリンを飲んだところ、200年後の世界に飛ばされてしまう。
200年後の世界では、完全な階級社会となっており、そこに生きる人々には
階級や年齢に応じた番号が振られてあり、それが名前代わりになっている。
また、6階級あるうちの5階級までに入れるのは、全人口の0.5%。
残りの99.5%の人々は牢獄のようなところで一生を終えなければならないというものだった。

こんな世の中にしてはいけない、というのがメッセージだったわけだが、
階級社会はともかくとして、人間に番号を振って、というのはこれに近づいているような気がする。

熊本市では、住基ネット開始直前に、個人情報の取り扱いについて問題が発生したばかりである。
市職員の個人情報の取り扱いのいい加減さには、本気で住基ネット参加を止めて欲しいと思ったほどである。
今日届いた11桁の番号が、自分の名前代わりになることだけは絶対に避けて欲しいところである。

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